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プロパティ
プロパティは、特定のアプリケーション役割内のアプライアンスの動作を個別に設定するために使用される設定パラメータです。 プロパティは個々のインスタンスを個別に設定するためにインターフェース接続と共に動作します。
変更可能にするすべての設定プロパティを定義し、アプライアンスのパラメータ、タイムアウト、ファイルの場所、アプライアンス ボリューム、および動作モードを調整できます。 ユーザが使用でき、クラス自身が修正できないプロパティ設定パラメータを公開する必要があります。
注: 外部サービスへの依存関係またはバインディングは、プロパティではなく出力端子として表現する必要があります。
通常、アプライアンスには、3 ~ 12 個のプロパティが含まれ、そのほとんどにはデフォルト値があります。 最初に、最も頻繁に変更される値を定義する必要があります。
以下の手順に従います。
- [プロパティ]タブで、必要に応じて行を選択し、情報を入力することによりプロパティを定義します。
- 名前 - アプライアンスに表示されるとおりに設定の名前を定義します。 アプライアンス クラスにおいて直観的な、意味のある名前を選択します。
- タイプ - 値のタイプを定義します。 最も一般的なものは文字列と整数です。
- デフォルト - 明示的に設定されていない場合に、プロパティで前提となる値を示します。 必須としてマークされたプロパティに対してデフォルト値を使用することはできません。 プロパティを空の値に設定することは、値を設定しないのと同じではありません。 値が空の場合、プロパティ値は空に設定されます。 値を設定しない場合、値は値なしに設定されます。
- 必要に応じて、以下のオプション パラメータを設定します。
- 必須 - アプライアンスが機能するためには属性を設定する必要があることを示します。 これは設計上の制約です。 設定されていない場合、アプライアンスは開始しません。 [必須]は、デフォルトを定義できない場合のみ使用するようにしてください。 たとえば出力ゲートウェイのターゲット ホスト名などです。
- 制約 - プロパティの値を制限します。 以下のとおり、3 つのタイプがあります。
- 最小または最大の範囲 - 整数プロパティ用の最小値および最大値を許可します。 範囲上の 1 つの値のみを制限するには、別の値を空にしておきます。 たとえば、最小値を制限し、最大値を空にします
- フィルタ - プロパティ値を検証するための正規表現を設定できます。 正規表現ではエラーが発生しやすい傾向があります。 この制約は慎重に使用するか、または代わりに値制約を使用します。 フィルタの構文は Perl 正規表現パターン マッチングと同じです。 すべてのプロパティ値が検証されます。 たとえば、Perl のステートメントで /^filter$/ を使用するように、フィルタがフィルタ属性の値に一致するかどうか確認されます。 フィルタ制約はどのプロパティ タイプでも使用できます。
- 有効な値 - yes|no、high|low のように、値の列挙されたセットを定義します。 構文は | で区切られたリテラル値です。 小文字のプロパティ属性を持った値制約を使用すると、値セットからの大文字と小文字の区別が削除されます。
- 小文字 - 自動的にプロパティ値を小文字に変換します。 これは、通常ホスト名に使用されます。
- 非表示 - パスワードなどの機密データが含まれるプロパティの値を保護します。 プロパティから非表示属性を削除すると、そのプロパティの以前の設定値がクリアされます。 これは文字列のみに適用されます。
- 情報 - 名前、タイプ、およびプロトコルを表示します。
- 入力端子、出力端子、または Raw インターフェースを追加するには、対応するボタンをクリックします。
プロパティを追加する場合、正しいプロパティ タイプを選択すると、IP 検証が可能になります。 さらに、CA AppLogic® は、文字列または整数の線形属性を使用して、プロパティ用に列挙された値のセットを指定できます。
一般的なテキスト値には文字列プロパティを使用し、数値には整数を使用し、DNS サーバなどの外部エンティティの IP アドレスを表すには IP アドレス タイプのプロパティを使用します。 可能な場合は常に、IP アドレスを使用する代わりに出力端子を使用します。
- 外部インターフェースを追加するには、[外部インターフェース]チェック ボックスをオンにします。
アプライアンス用に制約なしの IP アドレスを選択できるようにするには、レガシー外部インターフェースと共に IP アドレスを使用することもできます。 さらに、IP_owned プロパティはレガシー外部インターフェース用の IP アドレスを保持するために使用されます。 両方とも後方互換性のためだけにサポートされており、今後のバージョンで廃止される可能性があります。
- 続行するには、[リソース]タブを選択します。
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