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グリッドのローカル ボリューム ストレージのリストア

外部ストレージを指定したグリッドに対して、ローカル ボリューム ストレージをリストアできます。 ［グリッド プロパティ］の［ストレージ］タブの設定を変更する前に、シェル コマンドを使用して、コントローラ ボリュームをマイグレートする必要があります。

以下の手順に従います。

1. SAN からローカル ストレージにすべてのコントローラ ボリュームをマイグレートするには、プライマリ グリッド サーバ上で以下のコマンドを発行します。

   vol relocate --all store=local
   

   このコマンドはグリッド コントローラを停止し、すべてのコントローラ ボリュームをローカル ストレージにマイグレートします。 このコマンドはグリッド コントローラを再起動しません。

2. 以下のコマンドを使用して、各グリッド サーバを再起動します。

   reboot
   

3. このコマンドを使用して、SAN からローカル ストレージにすべての非コントローラ ボリュームをマイグレートします。

   vol relocate --all --force store=local
   

4. これで、BFC を使用して、グリッドのストレージ値をリセットできます。 左のメニューで［グリッド］をクリックします。

   ［グリッド概要］ページが表示されます。

5. SAN からローカル ストレージにマイグレートするグリッドの名前をダブルクリックします。

   ［サーバ］タブに［グリッド プロパティ］ページが表示されます。

6. ［ストレージ］タブをクリックします。

   ［外部ストレージ］ドロップダウン ボックスで、［NFS］を「なし」に変更します。

7. ［保存して再起動］をクリックします。

   操作を確認するように求められます。 確認ダイアログ ボックスが表示され、外部ストレージを現在使用しているグリッドの名前を含め、より詳細な情報が示されます。 以下のいずれかを選択します。

   • 外部ストレージ上のボリュームを無視

     ローカル ストレージがリストアされたときに、このアクションは外部ボリュームを削除します。

     グリッドの外部ストレージからローカル ストレージにすべてのボリューム（アプリケーション、カタログなど）をマイグレートすることを計画する場合は、このオプションを使用します。

   • 外部ストレージ コンテンツの保持

     ローカル ストレージがリストアされたときに、外部ボリュームを削除しません。

8. ［OK］をクリックして続行します。