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BFC のアップグレード
Backbone Fabric Controller をアップグレードするには、まず BFC インストーラ ファイルをダウンロードし、次にアップグレード プログラムを実行します。
download.3tera.net からの BFC インストーラの入手
- インターネット アクセスが可能なサーバで、ダウンロード アクセス用に CA に提供した SSH 公開キーを持つユーザとしてログインしている状態で、以下のいずれかのコマンドを実行して BFC インストーラをコピーします。 rsync コマンドは、コピー操作を行うと同時にデータのチェックサムも確認できるので、使用することをお勧めします。 SSH 機能だけを備えたマシンを使用している場合は、scp コマンドを使用できます。ただし、ダウンロード後に packing.slip ファイル内の MD5 ハッシュとチェックサムを比較して、ダウンロードが正常に完了したことを確認してください。
- (推奨される方法)
- BFC インストーラ メディアのダウンロード先となるディレクトリに cd コマンドで移動します。
- "rsync -avcLP --delete -e 'ssh -i full_path_to_key' applogic@download.3tera.net:~/BFC/current ."
- (任意の方法)
- BFC インストーラ メディアのダウンロード先となるディレクトリに cd コマンドで移動します。
- "scp -r -i full_path_to_key applogic@download.3tera.net:~/BFC/current ."
- 上記のコマンドで作成された「current」ディレクトリに cd コマンドで移動します。
- "md5sum -c packing.slip" を実行します。このコマンドにより、各ファイルが自動的に確認され、ファイルごとに OK ステータスが表示されます。
BFC のアップグレード
- SSH を使って root として BFC コントロール ノードにログインします。
注: BFC をアップグレードする前に、BFC 制御ノード上で SSH パスワード認証が無効になっていることを確認します。 SSH をキーベースのログインに限定するには、以下の手順に従います。
- キーを /root/.ssh/authorized_keys に追加し、キーのみを使用してログインできることを確認します(パスワードを指定しなくても入力が要求されない)。
- '/etc/ssh/sshd_config' で、'ChallengeResponseAuthentication' および 'PasswordAuthentication' パラメータ値を 'no' に設定します。
- 'service sshd reload' を実行し、変更されたパラメータをロードします。
- BFC インストーラの ISO を /tmp/BFC にコピーします。
注: ファイルを /opt/bfc にコピーしないでください。これは、BFC のデフォルトのインストール ディレクトリであり、インストール プロセス中に削除され再作成されるためです。
- BFC ISO をマウントします。
mkdir -p /mnt/cdrom を実行します。
mount -r -o loop /<path to bfcinstall.iso> /mnt/cdrom
(例: mount -r -o loop /tmp/BFC/bfcinstall.iso /mnt/cdrom)
- BFC インストーラを実行します。 以下のコマンドを入力し、Enter キーを押します。
/mnt/cdrom/fcinstall.sh -x /<path to bfcext.iso> -u
アップグレードが完了したら、「BFC アップグレードは正常に完了しました」という内容のメッセージが表示されます。
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