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[ボリューム]タブ

[ボリューム]タブでは、アプライアンスが稼働するのに必要なボリュームのセットを作成および破棄することができます。

: 各 OS によってサポートされるボリュームの最大数については、OS による制限を参照してください。

ボリューム情報

各ボリュームについて、以下のフィールドが定義されます。

名前

アプライアンス内のボリュームの論理名。 この名前は、アプライアンス クラス用のボリュームの役割を表します。 名前は 1 語である必要があり、大文字と小文字が区別され、英数字([A-Za-z0-9_])を使用できます。

マウント先

ボリュームがアプライアンス内で自動的にマウントされるパス(たとえば /mnt/data)。 空のままにした場合、ボリュームのマウントはアプライアンスによって決まります。
Windows アプライアンスの場合、ブート ボリュームは c または c:\ としてのみマウントされます。 ブート ボリューム以外のボリュームのマウント パスは、次のいずれかのみです: <文字>、<文字>:\、または c:\<パス> - <文字> は c 以外の有効なドライブ文字で、<パス> は空にはできません。
ブート ボリュームのマウント パスは、c または c:\ に設定する必要はありません。設定は CA AppLogic によって自動的に行われます。
この機能は、[環境設定モード]が dhcp に設定されている場合のみ使用可能です。

デバイス

CA AppLogic がアプライアンスに対してボリュームを使用可能にするデバイスの名前。 Linux アプライアンスの場合、これは通常 /dev/hdaN の形式になります。N は 1 から 9 までの数字です。 アプライアンス自体は、その /etc/fstab 環境設定ファイルで、ファイルシステム階層内のどこにボリュームがどのようにマウントされるかを判断します(マウント先パスが指定されていない場合)。

ブート

アプライアンスのブート ボリュームを決定します。 各アプライアンスが開始するためには、必ずブート ボリュームが必要です。 アプライアンス ブート ボリュームを作成する方法の詳細については、「アプライアンス開発者ガイド」を参照してください。

タイプ

ボリューム タイプ。 CA AppLogic では、以下のボリューム タイプをサポートします。

制約

ボリュームのパフォーマンス制約。 ボリューム制約には、[なし]、[高帯域幅]、[ローカルのみ]の 3 種類があります。 CA AppLogic では、現在制約設定は無視されるため、この設定は使用しないでください。

オプション

重要なボリューム オプションは以下のとおりです。
必須属性は、プレースホルダ ボリュームを必須として指定します(現在、すべてのボリュームは必須となっているため、この属性は使用されません)。
読み取り専用属性は、アプライアンスのボリュームを読み取り専用(書き込み禁止)にします。
共有属性は、アプライアンス間でボリュームを共有可能にします(以下の注意事項を参照してください)。

重要: マウント先パスが指定されていない場合、ファイルシステムで必要とされたときにボリュームをマウントするのはアプライアンスに任されます。また、/etc/fstab 内でマウントに r/o または r/w オプションを指定し、ファイルシステムへのアクセスのタイプを指定する必要があります。 エディタでの R/O および R/W 設定は、アプライアンスがどのようにボリュームをマウントするかを厳密には指定しませんが、どのようにマウントできるかについて影響を与えます。 たとえば、エディタでボリュームが R/O として指定されている場合、アプライアンスはボリュームを R/O としてのみをマウントできます。 しかし、エディタでボリュームが R/W として指定されている場合、アプライアンスは R/O または R/W としてボリュームをマウントできます。

ボリューム操作
追加

新しいボリュームをクラスに追加します。 このボタンをクリックして、新しいボリュームを作成し、クラスに割り当てます。

削除

選択されたボリュームを削除します。 この操作は、クラスおよびグリッドからボリュームを永久に削除します。 ボリュームの内容はすべて失われます。 削除を取り消すことはできません。
現在アプライアンスによって使用されているボリュームを削除することはできません。

名前の変更

選択されたボリュームの名前を変更します。

リサイズ

選択されたボリュームをリサイズします。 この操作は、ボリュームのサイズを変更します。

管理

選択されたボリュームを管理します。 この操作は、Web ブラウザを介したボリューム コンテンツへのアクセスを提供します。 ファイルのアップロード、編集、ダウンロード、削除などが可能です。 詳細については、「ボリューム ブラウザ」を参照してください。

留意事項:

注: