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[インターフェース]タブ

[インターフェース]タブのオプションで、アプライアンスのネットワーク インターフェースを定義します。

ネットワーク インターフェースには以下の 2 種類があります。

ほとんどのアプライアンスでは、インタラクションに端子のみを使用するのが適切です。

: OS ごとにサポートされているインターフェースの最大数については、「OS による制限」を参照してください。

Interface テーブル

アプライアンスの端子とは、ネットワーク インターフェースのことです。アプライアンスは端子を通じて、同じアプリケーション内の他のアプライアンスと連携します。 入力端子および出力端子では、端子の方向によって、アプライアンスが接続を発信するのか接続を受信するのかが決まります。

アプライアンスの内部からは、端子はそのアプライアンス インスタンスにのみ認識されるホスト名です。 入力端子の端子名は、アプライアンスの内部で、接続を受信するためのリスニング ソケットをセットアップするのに使用されます。 出力端子の端子名は、アプライアンスの出力用の接続先に解決され、そのアプライアンスとの接続を確立するために使用されます。

各入力端子には、必要な数だけアプライアンスを接続することができます。 各出力端子は、1 つのアプライアンスにのみ接続できます。

名前

アプライアンス内のインターフェースの役割を表す端子の名前。 名前は 1 語である必要があり、大文字と小文字が区別され、英数字([A-Za-z0-9_])を使用できます。 端子名には通常小文字が使用され、アプライアンス端子の図形に収まるよう短くなっています(3、4 文字)。

タイプ

接続のタイプには、入力、出力、または Raw があります。 その方向によって、アプライアンスが接続を発信するのか(ほとんどのプロトコルのクライアント側)、接続を受信するのか(ほとんどのプロトコルのサーバ側)が決まります。 方向は、接続がどこから発信されるのかを決定するだけです。アプライアンスは、どの端子でもデータを送信したり受信したりすることが可能です。

プロトコル

この端子で接続に使用されるアプリケーション レベル(レイヤ 7)のプロトコルです。 正しいプロトコルを選択することによって、CA AppLogic で通信の特定の要素を適用することが可能になります。さらに重要なことは、端子の入出力トラフィックの応答時間などのプロトコル固有の統計が提供できることです。 アプライアンスがプロトコルに依存しない場合、[任意]を選択します。 [任意]のプロトコルを指定すると、出力端子から入力端子へ接続を確立することもできます(双方向端子)。 新しいプロトコルを定義するには、[アプリケーション設定]プロパティ シートの[プロトコル]タブを参照してください。

エイリアス

アプライアンス内部で端子を参照するのに使用できる端子のエイリアス。 エイリアスには有効な DNS 名(RFC 1035)であればどれでも使用できます。 この DNS 名は、アプライアンス内部で端子名へのエイリアスとして使用可能になります。 アプライアンス内部のアプリケーションで、固定されたホスト名(たとえば server1.mycompany.com)を使用して外部サービスにアクセスするようハードコードされている場合などは、エイリアスが有用です。 エイリアス属性は出力端子にのみ使用可能です。

オプション

端子上で設定可能なオプションの端子属性

注: 共有属性は、Raw インターフェース上で指定することはできません。また、Windows アプライアンスで有効化することはできません。 ネットワーク トラフィックの統計を個別に取る必要があるアプライアンスについては、設定すべきではありません。 モニタ アプライアンスにネットワーク トラフィック統計を提供するアプライアンスは、共有端子については集計された統計しか提供しません。

リスト内の端子の順序、およびアプライアンスの図形内での順序は変更できます。そのためには、リスト内で端子エントリを選択し、リストの右側の上向きおよび下向きの矢印ボタンを使用して移動します。 これは、アプライアンスの 1 つのサイドに複数の端子がある場合に特に有用です。

重要: 必須端子が接続されていないと、アプリケーションは開始しません。 これは、設定の要件が確実に満たされていることを確認し、多くの設定エラーを防ぐのに役立ちます。 CA AppLogic では、チェックに適合しなかったアプライアンスおよび端子の名前がレポートされるため、すぐに問題を特定して修正することができます。

Legacy Raw Interfaces

CA AppLogic 3.5 より前に作成されたアプリケーションは、複数の Raw インターフェースをサポートしません。 これらのアプリケーションに対して、有効または無効にできる、「外部」という名前の単一の Raw インターフェースを定義できます。 これらのオプションは、CA AppLogic 3.5 より前のリリースで作成されたアプリケーションに対する後方互換性を維持します。

外部インターフェース

このオプションは、アプライアンスが他のアプリケーションおよびネットワーク上でアクセス可能なすべてのホストと対話できるようにします(外部インタラクション) ホストされた CA AppLogic 環境では、外部インターフェースはインターネットにアクセスします。そのため、アプライアンスにファイアウォールが正しく実装されているかどうか、または外部インターフェースを有効にした場合に適切に保護されることを確認する必要があります。 アプライアンスでは、IP アドレス、ゲートウェイなどを含む外部インターフェースの設定をすべて行います。 通常、外部インターフェースを有効にしておく必要があるのはゲートウェイ アプライアンスのみです。

デフォルト インターフェース

このオプションは、アプライアンスが CA AppLogic システムと接続できるようにし、アプライアンスに対する認証された安全なシェル(ssh)接続を許可します。