［ボリューム］タブ

［ボリューム］タブでは、アプライアンスが稼働するのに必要なボリュームのセットを設定することができます。このタブ上で定義されたボリュームは「境界ボリューム」といい、アプライアンスを使用するユーザに表示されるのはこのボリュームのみになります。

境界ボリュームは、常にプレースホルダボリュームで、アセンブリ内のアプライアンスのボリュームにリダイレクトされます。

各ボリュームについて、以下のフィールドが定義されます。

名前: アプライアンス内のボリュームの論理名。この名前は、アプライアンスクラス用のボリュームの役割を表します。名前は 1 語である必要があり、大文字と小文字が区別され、英数字（［A-Za-z0-9_］）を使用できます。
オプション: 重要なボリュームオプションは以下のとおりです。
「必須」属性（感嘆符で表示）は、プレースホルダボリュームを必須として指定します（現在、すべてのボリュームは必須なので、この属性は使用されません）。

注：

リスト内のボリュームの順序は、上向きおよび下向きの矢印を使用して調整できます。この順序は、プロパティシートでボリュームが表示される順序のみを指定するもので、ランタイムには影響がありません。
アセンブリの場合、ボリュームに必要な属性の数はシンプルアプライアンスより少なくなります。これは、アセンブリ内でボリュームがリダイレクトされたときに、必要な情報のほとんどが自動的に定義されるためです。
アセンブリをカタログに追加する予定の場合は、このリストで、アセンブリの下位アプライアンスの必要なプレースホルダボリュームをすべて追加し、次に下位アプライアンスのボリュームをこれらの境界ボリュームにリダイレクトします。これにより、アセンブリの各インスタンスで異なるボリュームを設定することが可能になります。