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アプライアンス障害

CA AppLogic は、予期せずクラッシュまたはシャットダウンしたアプライアンスを自動的に再起動します。 その場合、CA AppLogic はアプライアンスが実行されていた同じサーバ上で、障害発生前とまったく同じリソースと設定を使用してアプライアンスを再起動します。 現在のところ、CA AppLogic はアプライアンスの仮想マシンがサーバから消失した場合にアプライアンス障害を検出します。この状況は、アプライアンスがクラッシュするか、シャットダウンまたは再起動した場合に発生します。 通常、アプライアンス障害が検出されると、そのアプライアンスは 1 分以内に再起動されます。 アプライアンスの再起動時間は、アプライアンス自体の起動にかかる時間によっても異なります。

アプライアンス障害が検出されると、以下のアラートがグリッド ダッシュボードにポストされます。

障害の後でアプライアンスが正常に再起動されると、上記のアラートは破棄され、以下のアラートがグリッド ダッシュボードにポストされます。

1 つ以上のアプライアンスを再起動できない場合は、障害が発生したアプライアンスごとに以下のアラートがグリッド ダッシュボードにポストされます。 アプライアンスが開始されなかった詳しい理由については、list log コマンドを使用してコントローラ ログを参照してください。

アプライアンス障害後にアプライアンス '<コンポーネント名>' を再起動できませんでした(<日付>)。 

注:

アプライアンス フラッピング

アプライアンスの障害が 24 時間以内に 3 回発生する(アプライアンス フラッピングと呼ばれる)と、CA AppLogic はそのアプライアンスを自動的に再起動しなくなり、アプライアンスはスタンバイ状態になります。 ユーザは、comp start を使用して手動でアプライアンスを開始できます。 (comp start または app restart を使用して)アプライアンスを再起動してから再び 24 時間以内に障害が 3 回発生すると、CA AppLogic はそのアプライアンスを自動的に再起動しなくなります。

アプライアンス フラッピングが検出されると、以下のアラートがグリッド ダッシュボードにポストされます。

注: アプライアンス フラッピングは、フィールド エンジニアリング コード 64 を使用するアプライアンスには適用されません(CA AppLogic はアプライアンスの再起動/シャットダウンを無視します)。