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アプライアンス境界の設定
境界には、アプライアンスを設定し、それを外部ストレージ ボリュームのデータにバインドおよび他のアプライアンスに接続するために必要なすべてが含まれます。
設計された境界にアプライアンスをセットアップする方法
- アプライアンスを選択し、図形を右クリックして、[境界の変更]をクリックします。
- クラス名をアプライアンス クラスの選択した名前に変更します。
- サイズと色などの、[一般]タブの他のオプションを確認します。
- [インターフェース]タブで必要な変更を行い、設計された境界の端子数が一致するようにします。
- アプライアンスがユーザ ボリュームを必要とする場合は、[ボリューム]タブのユーザ ボリュームを追加します。 読み取り専用および共有オプションを注意深く選択します。 通常、これらのオプションは、両方ともオフ(読み取り/書き込みで非共有)または両方ともオン(読み取り専用で共有)のいずれかです。
- [プロパティ]タブ上でプロパティを追加し、適切なデフォルトを選択したことを確認します。デフォルトを指定できないプロパティは、必須としてマークします。 必要に応じて、プロパティ制約を設定します。
- 古いアプライアンスを使用している場合は、[環境設定ファイル]および[リソース]タブを確認します。 正しく表示されない場合は、この段階ではアプライアンスを無視し、後でこの画面に戻って作業することができます。 特に、ボリュームに存在していない設定ファイルを追加しないようにしてください。追加すると、アプライアンスを起動できなくなります。
- 変更を保存します。
重要: アプライアンスに新しいソフトウェアをインストールする計画がある場合、/usr ディレクトリのサブディレクトリにおいて、アプライアンスの共通ボリューム(usr という名前)が書き込み可能で共有でないことを確認してください。 クラス エディタの[ボリューム]タブの読み取り専用と共有のボタンをオフにし、fstab をアプライアンス内で変更して読み書き可としてマウントします。 この操作により、usr ボリュームに書き込みが可能になります。 アプライアンスをカタログに移動させる前に、共通ボリュームを読み取り専用および共有に再度設定し、fstab をアプライアンス内で変更して /usr を読み取り専用としてマウントする必要があります。
境界を正しく設定した後、テスト アプリケーションのインスタンスのインスタンス設定を定義します。これによりアプリケーションを開始できるようになります。 テスト アプリケーションのインスタンスのインスタンス設定を定義するには、以下の点について考慮します。
- アプライアンスに必須プロパティがある場合は、エディタの[インスタンス設定]-[プロパティ値]を使用して、値が設定してあることを確認します。
- アプライアンスに必須端子がある場合は、接続されることを確認します。 たとえば LUX または LINUX の予備のインスタンスに接続されます。
- アプライアンスにユーザ ボリュームがある場合は、エディタの[インスタンス設定]-[ユーザ ボリューム]を使用して、設定したことを確認します。
- 外部インターフェースを定義した場合は、設定します。
注: すべてが動作することを確認するには、アプリケーションを開始します。
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