前のトピック: アプリケーション全体のアプライアンスとしてのパッケージ化

次のトピック: 標準的なインフラストラクチャでのアプリケーションの作成


変更管理とバージョン コントロール

今日の既存システムにおいて対処が難しい問題の 1 つに、実行中のアプリケーションに影響するおそれのある設定や変更すべての取得と管理があります。 このため、アプリケーションの「正常であったことがわかっている前回の」状態にロールバックできないということも少なくありません。

システムの管理、調整、およびトラブルシューティングに複数の人の手が必要になるほどアプリケーションの規模が大きい場合、問題は特に深刻になります。 このような問題を解決する一般的な手法として、限定的なプロセスと複雑な変更管理システムが導入されますが、複雑さが増すことによって状況が悪化するというのもよくあることです。

CA AppLogic では、十分に分析されて実績もある既存のテクノロジが使用されているため、シンプルで効果の大きい方法で分散 Web アプリケーション内の変更管理を行うことができます。 CA AppLogic では、アプリケーションの構造と環境設定が、テキスト ファイル(ADL 記述子)とバイナリ ファイル(仮想ボリューム)のコレクション内に完全な形で格納されます。

これにより、設計や開発段階における分散アプリケーションのバージョン コントロールと、配信や展開などの後半段階における変更管理の両方で、既存のバージョン コントロール システムを使用できます。