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はじめに

このガイドでは、CA RiskMinder (以下、RiskMinder) Java クラスおよびメソッドを使用して、オンライン アプリケーションによるリスク評価と関連タスクをプログラムで実行する方法について説明します。 本書では、RiskMinder SDK の Java 実装について説明します。

サンプル コード」では、RiskMinder のサポートされているユーザ関連操作、リスク評価、事後評価機能をテストするために実行できる完全に機能するサンプル コードを示します。

RiskMinder は順応性の高い認証ソリューションです。広範囲に収集されたデータを設定済みのルールで検査することによって、オンライン トランザクション 1 つ 1 つをリアル タイムで評価します。 評価後、各トランザクションにはリスク スコアとアドバイスが割り当てられます。 リスク スコアが高いほど、不正行為、否定的なアドバイスである可能性が高くなります。 このリスク スコアとアドバイスをアプリケーションで利用し、自社のビジネス ポリシーに基づいて、トランザクションを承認または拒否したり、追加の認証を要求したり、テクニカル サポート担当者にアラートを発行したりすることができます。

RiskMinder は設定の自由度が高く、ポリシーやリスク緩和要件との整合性を保ちながら、任意のリスク評価ルールの設定パラメータを柔軟に変更することができます。 また、任意のルールのデフォルトのスコアリング設定、スコアリング優先度、およびリスク スコアを変更したり、1 つ以上のルールの実行を選択的に有効化または無効化したりすることもできます。

事前設定済みの既定のルールに加えて、RiskMinder は作業環境でプログラムが可能なカスタム ルール機能を備えており、業界特有のルールを選択的に展開し、要件に基づいて増やすことができます。

RiskMinder とそのアーキテクチャの基本概念については、「CA RiskMinder インストールおよび展開ガイド」の「基本の理解」を参照してください。

このセクションでは、RiskMinder で提供されている Java API について説明します。 この章では、以下の内容について説明します。

重要: このドキュメントでは、コード オブジェクトやその他の製品の一部に Arcot、WebFort、RiskFort、WebFort、RiskMinder、AuthMinder という用語が使用されています。 ArcotID は、現在、CA Auth ID と呼ばれています。 また、このガイドには標準的なフォーマットのガイドラインに従っていないトピックが一部あります。