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サポートされているログ レベル

ハンドル レベル重大度レベル)を使用して、ログ ファイルに保存される情報の詳細のレベルを指定できます。 また、この設定により、ログ ファイルが増大する速度を制御できます。

ログ ファイルのログ レベルを設定するには、WebClient.ini ファイル内の HandleLevel パラメータを使用する必要があります。 以下の表では、HandleLevel パラメータでサポートされている値について説明します。

[Log Level]

説明

1

debug

デバッグ目的で詳細情報をログに記録する場合に、このログ レベルを使用します。 これには、プロセス追跡およびサーバ状態の変化が含まれる場合があります。

2

info

ランタイム イベントに関する情報を取得する場合にこのログ レベルを使用します。

つまりアプリケーションの進行状況に重点を置きます。この情報には次の内容が含まれます。

  • ArcotID PKI ファイルでの変更
  • Windows の証明書ストアへの新しい証明書のインポート。

3

notice

このログ レベルは、ArcotID PKI クライアントのステータスおよびバージョンを確認するために使用します。

4

warning

望まないランタイム例外、潜在的に有害な状況、および回復可能で FATAL(致命的)ではない問題にはこのログ レベルを使用します。

5

エラー

このログ レベルは、データがサポートされていない形式であることが原因で発生する機能のエラーに関する情報を収集するために使用します。 たとえば、破損した ArcotID PKI ファイルの解析、または破損したキーや証明書データなどです。

6

alert

このレベルのログは、現在のところ、ArcotID PKI ネイティブ クライアントによって生成されません

7

fatal

AuthMinder サービスの突然の終了を引き起こす可能性がある、重大で回復不可能なエラーにはこのログ レベルを使用します。

注: ログ レベルを指定すると、それよりも重要度が高いレベルのメッセージもレポートされます。 たとえば、HandleLevel が 3 と指定されている場合、debug、info、および notice の各レベルのログ レベルを持つメッセージも収集されます。