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設定の取得

設定を取得するには、fetch 操作を使用します。

このセクションでは、設定の詳細の取得に関する以下のトピックについて説明します。

リクエスト メッセージの準備

設定の詳細を取得するには、fetchRequest メッセージを使用します。 以下の表に、すべての認証情報に適用可能な、このリクエスト メッセージの共通の要素のリストを示します。

要素

必須

説明

clientTxnId

いいえ

呼び出し元アプリケーションが含めることができる一意のトランザクション識別子。 この識別子は、関連するトランザクションの追跡に役立ちます。

追加入力(AdditionalInput)要素

pairs

いいえ

AuthMinder の additionalInput 要素を使用すると、追加情報を指定して AuthMinder の認証機能を拡張したい場合に、追加入力を設定できます。 その場合、名前と値のペアで追加情報を設定する必要があります。

  • name (作成するキー ペアの名前)
  • value (名前に対応する値)

    注: これらの要素は複数追加できます。

事前定義済みの追加入力パラメータの一部を以下に示します。

  • AR_WF_LOCALE_ID
    呼び出し元アプリケーションにメッセージを返す際に AuthMinder で使用するロケールを指定します。
  • AR_WF_CALLER_ID
    トランザクションの追跡に役立ちます。 この情報は、セッション ID またはクライアント トランザクション ID (clientTxnId)を使用して指定できます。

組織詳細(configurationNames/orgDetails)要素

orgName

はい

指定した組織で使用されている設定を取得します。

または

isGlobal

はい

グローバル レベルで適用されている設定を取得するかどうかを示します。

設定要素

以下の 2 つの要素はすべての設定(configurationNames/configurationname<Names>)に適用できます。

configNames

いいえ

特定の組織の設定名を取得します。

isAllConfigs

いいえ

すべての設定を取得する必要があるかどうかを示します。

isFetchOnlyNames

いいえ

取得する必要があるのは設定名のみかどうかを示します。

Web サービスの起動

設定の詳細を取得する方法

  1. オプション) SOAP ヘッダまたは fetch 操作の additionalInput 要素に認証および許可の詳細を含めます。 これらの詳細については、「Web サービス セキュリティの管理」の章を参照してください。
  2. FetchRequest 要素を使用して、上記の表に記載されている設定の詳細を取得します。
  3. FetchRequest メッセージを使用して、前の手順で取得した詳細に従って入力メッセージを作成します。
  4. ArcotWebFortAdminSvc サービスの fetch 操作を呼び出して、設定の詳細を取得します。

レスポンス メッセージの解釈

成功したトランザクションでは、fetchResponse レスポンス メッセージに、以下の表で説明されている要素が返されます。 これらの要素は SOAP本文に含まれます。 エラーがある場合、エラー レスポンスは SOAP 本文に含まれます。 SOAP エラー メッセージの詳細については、付録「エラー コード」を参照してください。

要素

説明

message

トランザクションのステータスを示します。

reasonCode

操作の失敗時に AuthMinder サーバが送信する一意のコード。

responseCode

エラーの場合に SDK が返すコード。

transactionID

トランザクションの一意の識別子。

additionalOutput

追加入力の戻り値。

設定

以下が返されます。

  • configurationObjects: 設定されたオブジェクト。
  • configurationNames: 設定の名前。