[ファイル コピーの参照]オプションを使用すると、CA ARCserve D2D ファイル コピーからデータを回復することができます。 ファイル コピーは、ディスクやクラウドなどのオフライン ストレージにコピーされた CA ARCserve D2D 復旧ポイントのコピーです。 ファイル コピーから、回復するデータを指定できます。
ファイル コピーからデータをリストアする方法
リストアするノードの横のチェック ボックスをオンにし、ツールバー上の[リストア]をクリックします。
[ファイル コピーの参照]ダイアログ ボックスが表示されます。
個別のファイルを選択する場合、そのファイルのコピーされたバージョンがすべて右ペインに表示されます。 複数のバージョンが利用可能な場合は、回復する対象のファイル コピー バージョンを選択します。
ダイアログ ボックスが表示され、利用可能な別のデスティネーション オプションが示されます。
[リストア オプション]ダイアログ ボックスが表示されます。
必要に応じて、その場所にアクセスするための[ユーザ名]および[パスワード]認証情報を入力します。
注: このオプションが選択されていない場合、アクティブ ファイルはリストアからスキップされます。
デフォルトでは、このオプションが選択されています。
[ルート ディレクトリを作成する]オプションが選択されない場合(チェック ボックスをオフにした場合)、リストアされるファイル/フォルダはリストア先のフォルダに直接リストアされます。
例:
バックアップ時に、ファイル「C:¥Folder1¥SubFolder2¥A.txt」および「C:¥Folder1¥SubFolder2¥B.txt」をキャプチャし、リストア時にリストア先として「D:¥Restore」を指定したとします。
ファイル「A.txt」および「B.txt」を個々にリストアするよう選択した場合、リストアされるファイルのリストア先は「D:¥Restore¥A.txt」および「D:¥Restore¥B.txt」になります(指定されたファイル レベルより上のルート ディレクトリは再作成されません)。
「SubFolder2」レベルからリストアするよう選択した場合、リストアされるファイルのリストア先は「D:¥Restore¥SubFolder2¥A.txt」および「D:¥Restore¥SubFolder2¥B.txt」になります(指定されたファイル レベルより上のルート ディレクトリは再作成されません)。
[ルート ディレクトリを作成する]オプションが選択された場合(チェック ボックスをオンにした場合)、ファイル/フォルダのルート ディレクトリ パス全体(ボリューム名を含む)が、リストア先のフォルダに再作成されます。 リストア対象のファイル/フォルダが、同一ボリューム名からリストアされる場合は、リストア先のルート ディレクトリ パスにそのボリューム名は含まれません。 ただし、リストア対象のファイル/フォルダが、異なるボリューム名からリストアされる場合は、リストア先のルート ディレクトリ パスにボリューム名が含まれます。
例:
バックアップ時に、ファイル「C:¥Folder1¥SubFolder2¥A.txt」、「C:¥Folder1¥SubFolder2¥B.txt」、および「E:¥Folder3¥SubFolder4¥C.txt」をキャプチャし、リストア時にリストア先として「D:¥Restore」を指定したとします。
「A.txt」ファイルのみをリストアするよう選択した場合、リストアされるファイルのリストア先は「D:¥Restore¥ Folder1¥SubFolder2¥A.txt」になります(ルート ディレクトリ構造が、ボリューム名なしで再作成されます)。
「A.txt」と「C.txt」の両方のファイルをリストアするよう選択した場合、リストアされるファイルのリストア先は「D:¥Restore¥C¥Folder1¥SubFolder2¥A.txt」および「D:¥Restore¥E¥Folder3¥SubFolder4¥C.txt」になります(ルート ディレクトリ構造が、ボリューム名付きで再作成されます)。
暗号化されたバックアップが実行されたコンピュータにリストアする場合、パスワードは必要とされません。 しかし、別のコンピュータへのリストアを試行する場合は、パスワードが必要になります。
注: 以下のアイコンは、復旧ポイントに暗号化された情報が含まれていてリストアにパスワードが必要かどうかを示します。
[次へ]をクリックします。
[リストア サマリ]ダイアログ ボックスが表示されます。
注: 指定したリストア オプションを変更する場合は、[前へ]をクリックし、該当するダイアログ ボックスに戻って値を変更します。
[完了]ボタンをクリックします。
リストア オプションが適用され、データが回復されます。
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