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Java Agent がクラッシュする
症状:
Java Agent がクラッシュするか、ハングアップするか、オーバーヘッドまたは CPU 使用状況が高くなります。
解決方法:
エージェントの問題の大部分は以下の原因によるものです。
- サポートされていない設定
- 8.x のエージェントに対するアーキテクチャの改善によって発生した既知のエージェントのメモリ オーバーヘッド
- CA APM が監視のために Java プラットフォームのインスツルメンテーションを使用して発覚した JVM のバグ
- インスツルメンテーションまたはメトリックの急増
これらの問題をトラブル シューティングするには、以下の提案を試してみます。
- 最近何か更新しましたか?
- CA プロフェッショナル サービスが実装したカスタムのインスツルメンテーションや拡張機能がありますか?
- 設定はサポートされていますか?
- Introscope エージェント 8.2 以降を使用している場合は、IntroscopeAgent.profile の introscope.agent.reduceAgentMemoryOverhead に true を設定します。
- 以下の手順に従うことにより、その問題がインスツルメンテーションに関連するのか、または JVM のバグに関連するのかを判断します。
- アプリケーション サーバを停止します。
- IntroscopeAgent.profile を開き、introscope.autoprobe.enable=false を設定します。
- アプリケーション サーバを起動します。
問題が解決しない場合、その問題は CA APM のインスツルメンテーションに関連するものではありません。 以下の解決方法を試してください。
- -javaagent から -Xbootclasspath に切り替えてみます。
- 最新の JVM バージョンにアップグレードするか、または別の JVM を使用します。
- JVM ベンダーにサポート インシデントをオープンします。
- その問題の原因を識別するのを助けるために、一時的にインスツルメンテーションの量を減らします。
- アプリケーション サーバを停止します。
- IntroscopeAgent.profile を開き、introscope.autoprobe.enable=true を設定します。
- 一部のアプリケーション(特に SQL が動的にされる場合)では、大量の一意の SQL ステートメント文字列を使用します。 これによって SQL エージェント メトリックが急増します。 テストする場合は、<Agent_Home>/wily/core/ext/SQLAgent.jar をエージェント ディレクトリから削除して SQL エージェントを無効にします。 これを実行できない場合は、introscope.agent.sqlagent.sql.maxlength=120 (デフォルト値は 990)を設定します。
データベース自身が設定している制限以外に SQL ステートメントの長さに制限はありません。maxlength を使用すると SQL ステートメントの長さを切り捨てることができます。 これを行う目的は SQL メトリックの急増を防ぐことです。
- プラットフォーム モニタを無効にします。 適切なプラットフォーム モニタ ファイルを /wily/ext ディレクトリから別のディレクトリに移動します。
- toggles.PBD 内のネットワーク、ファイルシステム、およびシステム ファイル メトリック用のトレーサをオフにします。 実運用環境でこれらのメトリックを有効にすることは推奨されません。
# TurnOn: SocketTracing
# TurnOn: UDPTracing
# TurnOn: FileSystemTracing
- JMX の収集を無効にします。 多くの JMX メトリックをポーリングすると CPU に負荷がかかります。
可能であれば、当面の間は introscope.agent.jmx.enable=false を設定しておきます。
introscope.agent.jmx.name.filter= のように、フィルタ文字列に NULL を設定しないでください。
フィルタを設定していない場合、1 つのエージェントは何万もの JMX メトリックを作成できます。
- ErrorDetector、ChangeDetector、Leakhunter、またはその他の拡張機能など、Introscope エージェントの追加のアドオンを無効にします。
Leakhunter は 24 時間 365 日対応する監視ツールではなく、診断ツールです。
拡張機能は多くのメトリックを提供しますが、オーバーヘッドが高い多くのメトリックを生成します。
- 追加のカスタム pbd を無効にします。
TraceAllMethodsOfClass と TraceComplexMethodsOfClass のディレクティブの使用を避けます。
監視するメソッドを慎重に選択します。
CA サポート にお問い合わせになる前のデータ収集
前回の提案内容をご確認いただいた後も問題が解決されない場合は、CA サポート にお問い合わせになる前に、以下のデータを収集してください。 この情報は、CA サポート にとって、お客様を効率的かつ効果的に支援するのに役立ちます。
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