データベースをアップグレードして PostgreSQL から Oracle データベースにデータを移行する場合は、最初にアップグレードを実行します。 たとえば、組織で使用するデータベース プラットフォームが Oracle に統一されている場合、実運用レベルで監視できるようにするには、APM データベースを Oracle へ移行します。 PostgreSQL にあるソース データベースから Oracle にあるターゲット データベースに既存のデータを移動する場合、CA APM 移行ユーティリティを使用してソースおよびターゲット データベースを指定できます。
PostgreSQL データベースから Oracle データベースへ移行する方法
migration -srcDatabaseName <データベース名> -srcDatabaseType <データベース タイプ> -srcHost <ホスト名> -srcPort <ポート番号> -srcUser <ユーザ名> -srcPassword <パスワード> -tgtDatabaseName <ターゲット データベース名> -tgtDatabaseType <データベース タイプ> -tgtHost <ホスト名> -tgtPort <ポート番号> -tgtUser <ユーザ名> -tgtPassword <パスワード>
ソース データベースの名前を指定します。 デフォルト設定を使用した場合、データベース名は cemdb です。
ソース データベース タイプを指定します。 このリリースでは、唯一の有効な値は postgres です。
ソース データベースのデータベース サーバのホスト名または IP アドレスを指定します。
ソース データベースへの接続用のポート番号を指定します。 デフォルト設定を使用した場合、ポートは 5432 です。
ソース データベースのデータベース ユーザ名を指定します。 デフォルト設定を使用した場合、データベース ユーザ名は admin です。
ソース データベースのデータベース ユーザのパスワードを指定します。
ターゲット データベースの名前またはサービス アカウント識別子を指定します。 Oracle データベースの場合、ターゲット データベースの名前は一意のシステム識別子 (SID)です。
ターゲット データベース タイプを指定します。 このリリースでは、有効な値は oracle のみです。
ターゲット データベースのデータベース サーバのホスト名または IP アドレスを指定します。
ターゲット データベースへの接続用のポート番号を指定します。 デフォルト設定を使用した場合、ポートは 1521 です。
ターゲット データベースのデータベース ユーザ名を指定します。
ターゲット データベースのデータベース ユーザのパスワードを指定します。
注: すべての引数は移行ツールを実行するのに必須であり、大文字と小文字が区別されます。
たとえば、PostgreSQL データベース cemdb から、SID が orcl でスキーマ所有者が apmdb である Linux コンピュータ上の Oracle データベースにデータを移動するには、以下のようなコマンド ラインになります。
./migration.sh -srcDatabaseName cemdb -srcDatabaseType postgres -srcHost nyc16 -srcPort 5432 -srcUser admin -srcPassword quality -tgtDatabaseName orcl -tgtDatabaseType oracle -tgtHost nyc23 -tgtPort 1521 -tgtUser apmdb -tgtPassword cent3R
注: <EM_Home>/install/migration/log4j-migration.properties ファイル内の log4j.appender.logfile.File プロパティを変更することで、migration.log ファイルの場所を変更できます。 移行およびログ ファイル プロパティのカスタマイズの詳細については、「移行プロパティのカスタマイズ」を参照してください。
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