前のトピック: PUPM フィーダの動作の仕組み

次のトピック: エンドポイント CSV ファイルの作成

フィーダのプロパティ ファイルの設定

このフィーダのプロパティ ファイルによって、ポーリング間隔、およびポーリング フォルダ、処理済みファイルのフォルダ、およびエラー ファイルのフォルダの名前と場所を指定します。 JBoss は、起動するたびにフィーダのプロパティ ファイルを読み取ります。

フィーダのプロパティ ファイルの設定方法

  1. JBoss アプリケーション サーバが実行中の場合は、これを終了させます。
  2. テキスト エディタでフィーダのプロパティ ファイルを開きます。 このファイルは、以下の場所にあります。ここで、「JBoss_home」は JBoss のインストール場所です。
    JBoss_home/server/default/deploy/IdentityMinder.ear/custom/ppm/default/feeder.properties
    
  3. 以下のいずれかのパラメータを有効にします。
    FOLDER_POLLING_INTERVAL_IN_MINUTES

    間隔を分単位で定義します。ここで指定した間隔で、PUPM フィーダはポーリング フォルダをポーリングします。 このパラメータは、デフォルトで有効になっています。

    制限:1 ~ 60

    デフォルト: 60

    FOLDER_POLLING_CRON_EXPR

    PUPM フィーダがポーリング フォルダをポーリングする時間を指定します。 このパラメータは、cron 式として指定します。

    重要: このパラメータを使用する場合は、FOLDER_POLLING_CRON_EXPR 行からコメント記号(#)を削除し、FOLDER_POLLING_INTERVAL_IN_MINUTES 行の先頭にコメント記号を追加して、このパラメータを無効にします。

    例: FOLDER_POLLING_CRON_EXPR=0 0 23 ? * MON-FRI

    この例では、PUPM フィーダが月曜日から金曜日まで午後 11 時にポーリング フォルダをポーリングするように指定しています。

    ポーリング間隔が設定されます。

  4. (オプション)以下のパラメータを編集します。
    FOLDER_FOR_POLLING

    ポーリング フォルダの定義 -- PUPM フィーダが CSV ファイルがあるかどうかポーリングするフォルダ。

    デフォルト: JBoss_home/server/default/deploy/IdentityMinder.ear/custom/ppm/feeder/waitingToBeProcessed

    注: このフォルダは、エンタープライズ管理サーバ コンピュータ上に配置される必要があります。 このフォルダの絶対ファイル パスを指定する必要があります。

    FOLDER_FOR_PROCESSED_FILES

    処理済みファイル フォルダの定義 -- PUPM フィーダが CSV ファイルを処理した後に、処理済みの CSV ファイルを移動するフォルダ。

    デフォルト: JBoss_home/server/default/deploy/IdentityMinder.ear/custom/ppm/feeder/processed

    注: このフォルダは、エンタープライズ管理サーバ コンピュータ上に配置される必要があります。 このフォルダの絶対ファイル パスを指定する必要があります。

    FOLDER_FOR_ERROR_FILES

    エラー ファイル フォルダの定義 -- PUPM フィーダが処理できない CSV ファイルを移動するフォルダ。

    デフォルト: JBoss_home/server/default/deploy/IdentityMinder.ear/custom/ppm/feeder/failedToSubmit

    注: このフォルダは、エンタープライズ管理サーバ コンピュータ上に配置される必要があります。 このフォルダの絶対ファイル パスを指定する必要があります。

    ポーリング フォルダの名前が設定されます。

  5. ファイルを保存して閉じます。

    フィーダのプロパティ ファイルが設定されます。

  6. JBoss アプリケーション サーバを再起動します。

例: フィーダのプロパティ ファイル

以下の例では、ポーリング フォルダを 30 分間隔でポーリングするように PUPM フィーダを設定し、ポーリング フォルダ、処理済みファイル フォルダ、およびエラー ファイル フォルダの場所を定義します。

# feeder folder polling job configuration
# folder specified as FOLDER_FOR_POLLING will be checked every FOLDER_POLLING_INTERVAL_IN_MINUTES minutes e.g. 60 equals every 1 hour (max value is every hour)
FOLDER_POLLING_INTERVAL_IN_MINUTES=30	
# if cron expression is supplied remark the FOLDER_POLLING_INTERVAL_IN_MINUTES key
# FOLDER_POLLING_CRON_EXPR= 
FOLDER_FOR_POLLING=C:¥feeder¥waitingToBeProcessed
FOLDER_FOR_PROCESSED_FILES=C:¥feeder¥processed
FOLDER_FOR_ERROR_FILES=C:¥feeder¥failedToSubmit