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レポート ポータル コンピュータのセットアップ方法

レポート ポータルを使用すると、CA Access Control エンタープライズ管理 が中央データベースに格納するエンドポイント データにアクセスして、組み込みレポートの作成、またはデータを問い合わせて、カスタム レポートの作成を行うことができます。 レポート ポータルは、CA Business Intelligence を使用します。

注: レポート ポータルの旧バージョン、または CA Business Intelligence または [assign the value for boe in your book]XI がスタンドアロンでインストールされている場合、アップグレードの必要はなく、既存のインストールを代わりに使用できます。

レポート ポータルをセットアップするには、以下の手順に従います。

  1. Oracle データベースを使用する場合は、レポート ポータル コンピュータに完全な Oracle クライアントをインストールします。
  2. Microsoft SQL Server を使用する場合は、レポート ポータル コンピュータに Microsoft SQL Server Native Client をインストールします。
  3. まだ実行していない場合は、中央データベースおよび配布サーバをセットアップします。

    注: エンタープライズ管理サーバのインストール時に、中央データベースおよび配布サーバをセットアップします。

  4. (UNIX) レポート ポータル コンピュータが Solaris または Linux のコンピュータである場合は、CA Business Intelligence インストール用に UNIX コンピュータを準備します。
  5. レポート ポータル コンピュータおよびエンタープライズ管理サーバのシステム時刻を同期します。

    システム時刻を同期しない場合、CA Access Control エンタープライズ管理 が生成するレポートのステータスが保留または循環のままになります。

  6. ご使用のオペレーティング システムに対応する CA Business Intelligence をインストールします。

    CA Business Intelligence インストール ファイルは、CA サポートの Web サイトにあります。

    注: Windows 用のレポート ポータルでは、デフォルトで Microsoft SQL Server 認証を使用して、接続が認証されます。 認証にドメイン ユーザ アカウント設定を使用する場合、Windows 認証で動作するようにレポート ポータルを設定できます。

    レポート ポータルがセット アップされ、これで CA Access Control レポート パッケージをデプロイできるようになりました。

注: CA Business Intelligence の詳細については、CA Technologies サポートから入手可能な「CA Business Intelligence インストール ガイド」を参照してください。

例: Windows への CA Business Intelligence のインストール

以下の手順は、Windows への CA Business Intelligence のインストール手順を示しています。

注: インストールは、完了まで約 1 時間かかる場合があります。

  1. CA Business Intelligence for Windows DVD をご使用の光ディスク ドライブに挿入します。
  2. ¥Disk1¥InstData¥VM フォルダに移動し、install.exe をダブルクリックします。

    CA Business Intelligence のインストール ウィザードが起動します。

  3. 以下の表を使用して、インストール ウィザードを完了します。

情報

アクション

インストール言語

使用するサポート対象インストール言語を選択し、[OK]をクリックします。

注: 英語以外のサポート対象言語のいずれかにインストールする場合、ローカライズされたオペレーティング システムが必要です。

使用許諾契約書

[使用許諾契約書の条項に同意します]を選択し、[次へ]をクリックします。

インストール タイプ

[標準]を選択して、[次へ]をクリックします。

root 以外のクレデンシャル

root 以外のユーザ名とパスワードを入力します。

BusinessObjects XI 管理者パスワード

「P@ssw0rd」と 2 回入力して、パスワードを設定、確認し、[次へ]をクリックします。

注: パスワード ルールについては、「CA Business Intelligence インストール ガイド」をご覧ください。これは、CA Access Control Enterprise Edition のマニュアル選択メニューからご利用いただけます。

Web サーバ設定

[次へ]をクリックして、デフォルト設定をそのまま使用します。

CMS データベース設定

以下の情報を入力して、[次へ]をクリックします。

  • MySQL root パスワード: P@ssw0rd
  • ユーザ名: cadbusr
  • パスワード: C0nf1dent1al
  • データベース名: MySQL1

    注: CA Business Intelligence Central Management Server(CMS)は内部管理目的のみに使用されます。

監査の有効化

[次へ]をクリックして、デフォルト設定をそのまま使用します。

監査データベース設定

以下の情報を入力して、[次へ]をクリックします。

  • ユーザ名: cadbusr
  • パスワード: C0nf1dent1al
  • データベース名: MySQL1

設定の確認

設定を確認し、[インストール]をクリックして、インストールを完了します。

インストールが開始されます。完了まで約 1 時間かかる場合もあります。

重要: CA Business Intelligence Central Management Server(CMS)は内部管理目的のみに使用され、レポートの生成と表示に使用されるレポート データは含まれていません。 CA Access Control エンタープライズ管理 をインストールした際に定義したレポート データベースには、レポート エージェントが配布サーバにアップロードするデータが含まれています。 CMS の詳細については、「CA Business Intelligence インストール ガイド」を参照してください。