CA Business Intelligence を Solaris または Linux にインストールするには、コンピュータを事前に準備しておく必要があります。 コンピュータを準備する際は、CA Business Intelligence インストール用に root 以外のユーザを作成し、Oracle RDBMS が CA Business Intelligence のインストールで認識されることを確認し、環境変数を設定します。
以下の手順に従います。
たとえば、以下のコマンドを入力し、グループ「other」に属する bouser という名前のユーザを作成します。
groupadd other useradd -d /home/bouser -g other -m -s /bin/bash -c bouser bouser passwd bouser
プロンプトが表示されたら、定義済みのユーザのパスワードを入力して確認します。
LANG=en US.utf8
echo $ORACLE_HOME echo $TNS_ADMIN
出力が空でなければ、これらの環境変数が有効であることがわかります。 例:
/opt/oracle/app/oracle/product/10.2.0/client_1 /opt/oracle/app/oracle/product/10.2.0/client_1/admin/network
コマンドで空の出力を受信した場合は、root でないユーザとして作成したユーザ用に変数が設定されていることを確認します。 たとえば、/home/bouser/.profile を次のように編集します。
ORACLE_HOME=/opt/oracle/app/oracle/product/10.2.0/client_1 export ORACLE_HOME TNS_ADMIN=$ORACLE_HOME/network/admin export TNS_ADMIN
$ORACLE_HOME/lib:$ORACLE_HOME/lib32
たとえば、次のコマンドを入力し、出力を検索してこれらのパスを探します。
echo $LD_LIBRARY_PATH
これらのパスが見つからない場合は、LD_LIBRARY_PATH に追加します。 たとえば、/home/bouser/.profile を次のように編集します。
LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:$ORACLE_HOME/lib:$ORACLE_HOME/lib32 export LD_LIBRARY_PATH
ls -l $ORACLE_HOME ls -l $TNS_ADMIN/tnsnames.ora
これらのコマンドから「アクセス許可が拒否されました」というエラーが返されなければ問題ありません。 もし返された場合は、適切なアクセス許可を付与する必要があります。 たとえば、root/oracle ユーザは、次のコマンドを実行する必要があります。
chmod -R +xr $ORACLE_HOME
$ORACLE_HOME/bin/tnsping service_name
TNS Ping からの出力は、以下の例のようになります。
TNS Ping Utility for Solaris: Version 10.2.0.1.0 - Production on 07-MAY-2008 09:17:02 Copyright(c)1997, 2005, Oracle. All rights reserved. 使用されるパラメータ ファイル /opt/oracle/app/oracle/oracle/product/10.2.0/client_1/network/admin/sqlnet.ora 別名を解決するために使用される TNSNAMES アダプタ 問合わせ中(DESCRIPTION = (ADDRESS_LIST = (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = 172.16.234.75)(PORT = 1521))) (CONNECT_DATA = (SERVICE_NAME = service_name))) OK(30 msec)
CA Business Intelligence を Solaris または Linux にインストールできるようになりました。
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