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初期ディスカバリでのパフォーマンスの考慮事項

管理対象とする vCenter 環境の初期ディスカバリおよびデータベース ロードの実行には、時間がかかる場合があります。 このプロセス中に、以下のアクションが実行されます。

  1. vCenter AIM が vCenter 環境全体を解析し、マネージャに結果を発行します。
  2. CA Virtual Assurance マネージャは vCenter AIM から発行されたデータを取得し、処理用に内部キャッシュを作成します。
  3. 内部キャッシュは現在の CA Virtual Assurance マネージャ データベースの内容と同期され、現在データベース内にないコンピュータ システムについての検出が実行されます。

vCenter サーバの初期管理中、データベースにはコンピュータ システムがないため、これらのオブジェクトはすべて検出され、作成されます。 初期ディスカバリの完了に必要な予測時間を考慮してください。 ベースライン テストに基づく平均スループット: 毎分 8 ~ 9 のコンピュータ システム

例:

以下の例は、環境のサイズ、および、初期ディスカバリの完了に必要と予想される時間を提供します。

この初期取り込み中は、CPU 使用率が高い状態が長く続きます。

注: 初期ディスカバリプロセスには多大な時間がかかります。 ただし、初期ディスカバリは製品の使用において 1 度だけ実行されます。 vCenter AIM および CA Virtual Assurance 内部キャッシュのプロセスは、非常に短時間で完了します。 たとえば、vCenter AIM によって通常 2,500 コンピュータ システムが発行され、CA Virtual Assurance マネージャによって約 5 分でキャッシュされます。