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仮想マシンに関する vCenter 管理の制限
CA Virtual Assurance マネージャの大部分は単一のプロセス空間内に存在するため、多くの場合、オペレーティング システムの制限がスケーラビリティにおける主な問題となります。 以下の制限要因を考慮してください。
- 利用可能なメモリ: 管理対象オブジェクトの数が増加すると、データのキャッシュやメッセージングの処理に必要なメモリの量が急激に増加します。 マネージャのメモリを 8GB 以上に増加させることを推奨します。
- 利用可能な CPU: CA Virtual Assurance マネージャは、特に急速な環境変化または初期起動において、大量の CPU リソースを必要とします。 自動プロセスの応答性を向上させるために、ある程度大規模な管理対象環境については、追加の CPU (3.2 GHz 以上)を準備することを推奨します。
- オペレーティング システムの制限: CA Virtual Assurance マネージャの大部分は単一のプロセス空間内に存在します。 その結果、32 ビット オペレーティング システムのメモリ アドレス空間は、システム メモリの空き容量がまだ残っている場合にも使い尽くされる可能性があります。 この問題を回避するために、ある程度大規模な管理対象環境については、64 ビットのプロセッサとオペレーティング システムを使用することを推奨します。
例:
以下の例は、CA Virtual Assurance マネージャの要件およびスケーラビリティ制限の推奨事項を提供します。
- 最小要件(32 ビット、2.6GHz の CPU、4GB の RAM、100GB のディスク)
スケーラビリティ制限: 2,500 のコンピュータ システム(VM および ESX ホスト)。
- 推奨されるシステム(64 ビット プロセッサおよびオペレーティング システム、3.2GHz CPU、8GB の RAM、100GB ディスク)
スケーラビリティ制限: 8,000 のコンピュータ システム(VM および ESX ホスト)。
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