前のトピック: OID の逆ルックアップ

次のトピック: edgemon ユーティリティ -- MIB オブジェクトのモニタ

セルフ モニタリングの例

このセクションでは、ターゲット システム上でしきい値をモニタするための、セルフ モニタ テーブルのサンプル エントリを示します。 それぞれの例では、エントリを定義する方法を示し、モニタされている条件について説明します。 これらのエントリは sysedge.cf に追加できます。

例: 1 分のロード平均のモニタ

以下の例では、システムの 1 分のロード平均をモニタするようにエージェントを設定します。

monitor oid 1.3.6.1.4.1.546.1.1.7.8.26.0 11 0x00 60 absolute > 300 'Monitor 1 minute load average' '' ‘kernelperf’ ‘null’ ‘loadAverage1Min’ warning
1.3.6.1.4.1.546.1.1.7.8.26.0

Systems Management Empire MIB 内に含まれている loadAverage1Minute 変数の OID に対応します。

11

このエントリがモニタ テーブルの行 11 (monIndex=11)を占めることを示します。

60

ロード平均が 60 秒に 1 回サンプリングされるように指定します。

絶対値

エージェントが、連続するサンプルの差異ではなく、オブジェクトの値を使用する必要があることを示します。

300

現在のロード平均が比較される値を示します。 現在サンプリングされている値が 300 より大きい(>)場合、イベントが発生します。

注: エージェントは、基盤となるシステムのロード平均に100 を掛けた値としてロード平均を返します。 たとえば、3 のロード平均が 300 として返されます。

kernelperf

このエントリでオブジェクト状態モデルの kernelperf オブジェクト クラスが使用されることを示します。 オブジェクト クラスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

null

このエントリでオブジェクト状態モデルの null オブジェクト インスタンスが使用されることを示します。 オブジェクト インスタンスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

: 「//」および「/」は、「//hostname/instance」のように、システムにインスタンスを関連付けるための区切り文字として使用できます。 ローカル システム インスタンスの場合は、ローカル システムにインスタンスを関連付けるために「//./」が常に先頭に付けられます。 「//hostname/*」、「//*/instance」、および「//*/*」は、無効な値です。

loadAverage1Min

このエントリでオブジェクト状態モデルの loadAverage1Min オブジェクト属性が使用されることを示します。 オブジェクト クラスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

警告

このエントリでオブジェクト状態モデルの warning 重大度が使用されることを示します。

例: 5 分のロード平均のモニタ

以下の例では、システムの 5 分のロード平均をモニタするようにエージェントを設定します。

monitor oid loadAverage5Min.0 12 0x00500300 300 absolute > 200 'Monitor 5 minute load average' '' ‘kernelperf’ ‘null’ ‘loadAverage5min’ fatal
loadAverage5Min.0

Systems Management Empire MIBis 内に含まれている loadAverage5Minute 変数の OID に対応し、エントリはモニタ テーブルの行 12 (monIndex=12)を占めます。

0x00500300
300

ロード平均が 300 秒に 1 回サンプリングされるように指定します。

絶対値

エージェントが、連続するサンプルの差異ではなく、オブジェクトの値を使用する必要があることを示します。

200

現在のロード平均が比較される値を示します。 現在サンプリングされている値が 200 より大きい(>)場合、エージェントは設定されているすべてのマネージャにトラップを送信します。

"

アクションが指定されていないことを示します。

kernelperf

このエントリでオブジェクト状態モデルの kernelperf オブジェクト クラスが使用されることを示します。 オブジェクト クラスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

null

このエントリでオブジェクト状態モデルの null オブジェクト インスタンスが使用されることを示します。 オブジェクト インスタンスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

: 「//」および「/」は、「//hostname/instance」のように、システムにインスタンスを関連付けるための区切り文字として使用できます。 ローカル システム インスタンスの場合は、ローカル システムにインスタンスを関連付けるために「//./」が常に先頭に付けられます。 「//hostname/*」、「//*/instance」、および「//*/*」は、無効な値です。

loadAverage5Min

このエントリでオブジェクト状態モデルの loadAverage5Min オブジェクト属性が使用されることを示します。 オブジェクト クラスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

fatal

このエントリでオブジェクト状態モデルの fatal 重大度が使用されることを示します。

以下の図は、エージェントがこの monitor ディレクティブに基づいてトラップをどのように送信しクリアするかを示します。

例: 15 分のロード平均のモニタ

以下の例では、システムの 15 分のロード平均をモニタするようにエージェントを設定します。

monitor oid loadAverage15Min.0 13 0x0 900 absolute > 200 'Monitor 15 minute load average' '' ‘’ ‘kernelperf’ ‘null’ ‘loadAverage15Min’ critical
loadAverage15Min.0

Systems Management Empire MIB 内に含まれている loadAverage15Min 変数の OID に対応し、エントリはモニタ テーブルの行 13 (monIndex=13)を占めます。

900

ロード平均が 900 秒に 1 回サンプリングされるように指定します。

絶対値

エージェントが、連続するサンプルの差異ではなく、オブジェクトの値を使用する必要があることを示します。

200

現在のロード平均が比較される値を示します。 現在サンプリングされている値が 200 より大きい(>)場合、エージェントは設定されているすべてのマネージャにトラップを送信します。

kernelperf

このエントリでオブジェクト状態モデルの kernelperf オブジェクト クラスが使用されることを示します。 オブジェクト クラスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

null

このエントリでオブジェクト状態モデルの null オブジェクト インスタンスが使用されることを示します。 オブジェクト インスタンスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

: 「//」および「/」は、「//hostname/instance」のように、システムにインスタンスを関連付けるための区切り文字として使用できます。 ローカル システム インスタンスの場合は、ローカル システムにインスタンスを関連付けるために「//./」が常に先頭に付けられます。 「//hostname/*」、「//*/instance」、および「//*/*」は、無効な値です。

loadAverage15Min

このエントリでオブジェクト状態モデルの loadAverage15Min オブジェクト属性が使用されることを示します。 オブジェクト クラスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

critical

このエントリでオブジェクト状態モデルの critical 重大度が使用されることを示します。

例: システムの割り込み率のモニタ

以下の例では、ローカル システム上でハードウェア割り込みが発生している割合をモニタするようにエージェントを設定します。

monitor oid numInterrupts.0 1003 0x00500400 60 delta > 1000 'Monitor Interrupt Rate' '' 'kernelperf' 'null' 'numInterrupts' warning
numInterrupts.0

Systems Management Empire MIB 内に含まれている numInterrupts カウンタ オブジェクトの OID に対応し、エントリはモニタ テーブルのインデックス 14 です。

0x00500400
60

割り込み率が 60 秒ごとにサンプリングされることを示します。

差分

割り込みの数が変化した割合を測定するようにエージェントに指定します。 このオブジェクトはカウンタであるため、デルタは適切なサンプル タイプです。

1000

現在の割り込み数が比較される値を示します。

kernelperf

このエントリでオブジェクト状態モデルの kernelperf オブジェクト クラスが使用されることを示します。 オブジェクト クラスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

null

このエントリでオブジェクト状態モデルの null オブジェクト インスタンスが使用されることを示します。 オブジェクト インスタンスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

: 「//」および「/」は、「//hostname/instance」のように、システムにインスタンスを関連付けるための区切り文字として使用できます。 ローカル システム インスタンスの場合は、ローカル システムにインスタンスを関連付けるために「//./」が常に先頭に付けられます。 「//hostname/*」、「//*/instance」、および「//*/*」は、無効な値です。

numInterrupts

このエントリでオブジェクト状態モデルの numInterrupts オブジェクト属性が使用されることを示します。 オブジェクト クラスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

warning

このエントリでオブジェクト状態モデルの warning 重大度が使用されることを示します。

以下の図は、エージェントがこの monitor ディレクティブに基づいてトラップをどのように送信しクリアするかを示します。

例: システムのページ フォールト率のモニタ

以下の例では、ローカル システム上でハードウェア ページ割り込みが発生している割合をモニタするようにエージェントを設定します。

monitor oid numPageFaults.0 15 0x00500500 60 delta > 1000 'Monitor Page-fault Rate' '' ‘kernelperf’ ‘null’ ‘numPageFaults’ major
numPageFaults.0

Systems Management Empire MIB 内に含まれている numPageFaults カウンタ オブジェクトの OID に対応し、エントリはモニタ テーブルのインデックス 15 です。

0x00500500
60

割り込み率が 60 秒ごとにサンプリングされることを示します。

差分

割り込みの数が変化した割合を測定するようにエージェントに指定します。 このオブジェクトはカウンタであるため、デルタはこのエントリのサンプル タイプに対して適切な値です。

1000

現在の割り込み数が比較される値を示します。

kernelperf

このエントリでオブジェクト状態モデルの kernelperf オブジェクト クラスが使用されることを示します。 オブジェクト クラスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

null

このエントリでオブジェクト状態モデルの null オブジェクト インスタンスが使用されることを示します。 オブジェクト インスタンスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

: 「//」および「/」は、「//hostname/instance」のように、システムにインスタンスを関連付けるための区切り文字として使用できます。 ローカル システム インスタンスの場合は、ローカル システムにインスタンスを関連付けるために「//./」が常に先頭に付けられます。 「//hostname/*」、「//*/instance」、および「//*/*」は、無効な値です。

numPageFaults

このエントリでオブジェクト状態モデルの numPageFaults オブジェクト属性が使用されることを示します。 オブジェクト クラスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

major

このエントリでオブジェクト状態モデルの major 重大度が使用されることを示します。

以下の図は、エージェントがこの monitor ディレクティブに基づいてトラップをどのように送信しクリアするかを示します。

例: インターフェース上の着信パケット数のモニタ

以下の例では、最初のイーサネット インターフェース(Sun のシステムの場合は le0)によってパケットが受信される割合をモニタするようにエージェントを設定します。

monitor oid ifInUcastPkts.2 1004 0x0 60 delta > 1000 'Monitor le0 Incoming Packets' '' 'ifEntry' 'WAN MiniPort' 'ifInUcastPkts' minor
ifInUcastPkts.2

サンプリングする特定の MIB オブジェクト インスタンスを示します。

16

エントリがモニタ テーブルのインデックス 16 であることを示します。

60

エージェントが 60 秒ごとに割合を計算することを示します。

差分

着信パケット(ifInUcastPkts)の数が変化している割合を測定するようにエージェントに指定します。

1000

比較で使用する値を指定します。 割合の変化が 1000 より大きい(>)場合、エージェントはトラップを送信します。

ifEntry

このエントリでオブジェクト状態モデルの ifEntry オブジェクト クラスが使用されることを示します。 オブジェクト クラスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

WAN MiniPort

このエントリでオブジェクト状態モデルの WAN MiniPort オブジェクト インスタンスが使用されることを示します。 オブジェクト インスタンスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

: 「//」および「/」は、「//hostname/instance」のように、システムにインスタンスを関連付けるための区切り文字として使用できます。 ローカル システム インスタンスの場合は、ローカル システムにインスタンスを関連付けるために「//./」が常に先頭に付けられます。 「//hostname/*」、「//*/instance」、および「//*/*」は、無効な値です。

ifInUcastPkts

このエントリでオブジェクト状態モデルの ifInUcastPkts オブジェクト属性が使用されることを示します。 オブジェクト クラスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

minor

このエントリでオブジェクト状態モデルの minor 重大度が使用されることを示します。

例: インターフェース上の送信パケット数のモニタ

以下の例では、最初のイーサネット インターフェース(Sun のシステムの場合は le0)によってパケットが送信される割合をモニタするようにエージェントを設定します。

monitor oid ifOutUcastPkts.2 1005 0x0 60 delta > 1000 'Monitor le0 Outgoing Packets' '' 'ifEntry' 'WAN MiniPort' 'ifOutUcastPkts ' ok
ifOutUcastPkts.2

サンプリングする特定の MIB オブジェクト インスタンスを示します。

60

エージェントが 60 秒ごとに割合を計算することを示します。

delta

モニタされているオブジェクトが MIB-II ifEntry カウンタであるため、サンプル タイプを示します。

1000

比較で使用する値を指定します。 割合の変化が 1000 より大きい(>)場合、エージェントは設定されているすべてのマネージャにトラップ メッセージを送信します。

ifEntry

このエントリでオブジェクト状態モデルの ifEntry オブジェクト クラスが使用されることを示します。 オブジェクト クラスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

WAN MiniPort

このエントリでオブジェクト状態モデルの WAN MiniPort オブジェクト インスタンスが使用されることを示します。 オブジェクト インスタンスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

: 「//」および「/」は、「//hostname/instance」のように、システムにインスタンスを関連付けるための区切り文字として使用できます。 ローカル システム インスタンスの場合は、ローカル システムにインスタンスを関連付けるために「//./」が常に先頭に付けられます。 「//hostname/*」、「//*/instance」、および「//*/*」は、無効な値です。

ifOutUcastPkts

このエントリでオブジェクト状態モデルの ifOutUcastPkts オブジェクト属性が使用されることを示します。 オブジェクト クラスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

ok

このエントリでオブジェクト状態モデルの ok 重大度が使用されることを示します。

例: 受信される SNMP パケットの数のモニタ

以下の例では、エージェントが SNMP リクエストを受信する割合をモニタするようにエージェントを設定します。

monitor oid snmpInPkts.0 18 0x0 30 delta > 4000 'Monitor SNMP Packets' '' ‘snmp’ ‘null’ ‘snmpInPkts’ minor
snmpInPkts.0

サンプリングする MIB II オブジェクト インスタンスを示します。

18

エントリがモニタ テーブルのインデックス 18 であるように指定します。

30

エージェントが 30 秒ごとに割合を計算することを示します。

差分

オブジェクトがカウンタであるため、サンプル タイプを示します。

4000

比較で使用する値を指定します。 割合の変化が 4000 より大きい(>)場合、エージェントは設定されているすべてのマネージャにトラップ メッセージを送信します。

snmp

このエントリでオブジェクト状態モデルの snmp オブジェクト クラスが使用されることを示します。 オブジェクト クラスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

null

このエントリでオブジェクト状態モデルの null オブジェクト インスタンスが使用されることを示します。 オブジェクト インスタンスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

: 「//」および「/」は、「//hostname/instance」のように、システムにインスタンスを関連付けるための区切り文字として使用できます。 ローカル システム インスタンスの場合は、ローカル システムにインスタンスを関連付けるために「//./」が常に先頭に付けられます。 「//hostname/*」、「//*/instance」、および「//*/*」は、無効な値です。

snmpInPkts

このエントリでオブジェクト状態モデルの snmpInPkts オブジェクト属性が使用されることを示します。 オブジェクト クラスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

minor

このエントリでオブジェクト状態モデルの minor 重大度が使用されることを示します。

例: ルート ファイル システム上の領域のモニタ

以下の例では、ルート(/)ファイル システムをモニタし、使用領域が 95% を超えたときにトラップ メッセージを送信するようにエージェントを設定します。

monitor filesystem / devCapacity 19 0x0 120 absolute > 95 'Monitor / Filesystem' '' 'devTableEntry' '/' 'devCapacity' minor
devCapacity

モニタする特定の MIB オブジェクト インスタンスを示します。この場合、オブジェクト インスタンスは Systems Management Empire MIB devTable の devTableEntry.devCapacity です。 オブジェクト インスタンスは、ファイル システムの名前に基づいて自動的に決定されるため、指定されません。

19

このエントリがモニタ テーブルの行 19 であることを示します。

120

エージェントが 120 秒ごとにサンプリングすることを示します。

absolute

エージェントが、ファイル システムの空き領域を表す整数(カウンタではない)値をサンプリングしているため、適切なサンプル タイプを示します。

95

比較で使用する値を指定します。 ファイル システムの使用領域が 95% を超える(>)と、エージェントは設定されているすべてのマネージャにトラップ メッセージを送信します。

devTableEntry

このエントリでオブジェクト状態モデルの devTableEntry オブジェクト クラスが使用されることを示します。 オブジェクト クラスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

「/」

このエントリでオブジェクト状態モデルの「/」オブジェクト インスタンスが使用されることを示します。 オブジェクト インスタンスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

注: 「//」および「/」は、「//hostname/instance」のように、システムにインスタンスを関連付けるための区切り文字として使用できます。 ローカル システム インスタンスの場合は、ローカル システムにインスタンスを関連付けるために「//./」が常に先頭に付けられます。 「//hostname/*」、「//*/instance」、および「//*/*」は、無効な値です。

devCapacity

このエントリでオブジェクト状態モデルの devCapacity オブジェクト属性が使用されることを示します。 オブジェクト クラスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

minor

このエントリでオブジェクト状態モデルの minor 重大度が使用されることを示します。

例: /usr ファイル システム上の領域のモニタ

以下の例では、/usr ファイル システムをモニタし、使用領域が 95% を超えたときにトラップ メッセージを送信するようにエージェントを設定します。

monitor filesystem /usr devCapacity 20 0x00100500 120 absolute > 95 'Monitor /usr Filesystem' '' ‘devTableEntry’ ‘/usr’ ‘devCapacity’ fatal
devCapacity

モニタする特定の MIB オブジェクト インスタンスを示します。この場合、オブジェクト インスタンスは Systems Management Empire MIB devTable の devTableEntry.devCapacity です。 オブジェクト インスタンスは、ファイル システムの名前に基づいて自動的に決定されるため、指定されません。

20

このエントリがモニタ テーブルの行 20 であることを示します。

0x00100500
120

エージェントが 120 秒ごとにサンプリングすることを示します。

absolute

エージェントが、ファイル システムの空き領域を表す整数値をサンプリングしているため、適切なサンプル タイプを示します。

95

比較で使用する値を指定します。 ファイル システムの使用領域が 95% を超える(>)と、エージェントは設定されているすべてのマネージャにトラップ メッセージを送信します。

devTableEntry

このエントリでオブジェクト状態モデルの devTableEntry オブジェクト クラスが使用されることを示します。 オブジェクト クラスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

/usr

このエントリでオブジェクト状態モデルの /usr オブジェクト インスタンスが使用されることを示します。 オブジェクト インスタンスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

注: 「//」および「/」は、「//hostname/instance」のように、システムにインスタンスを関連付けるための区切り文字として使用できます。 ローカル システム インスタンスの場合は、ローカル システムにインスタンスを関連付けるために「//./」が常に先頭に付けられます。 「//hostname/*」、「//*/instance」、および「//*/*」は、無効な値です。

devCapacity

このエントリでオブジェクト状態モデルの devCapacity オブジェクト属性が使用されることを示します。 オブジェクト クラスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

fatal

このエントリでオブジェクト状態モデルの fatal 重大度が使用されることを示します。

以下の図は、エージェントがこの monitor ディレクティブに基づいてトラップをどのように送信しクリアするかを示します。

例: プロセス数のモニタ

以下の例では、システム上で現在実行されているプロセス数をモニタし、その数が 120 より大きいときにトラップを送信するようにエージェントを設定します。

monitor oid hrSystemProcesses.0 21 0x0 60 absolute >= 120 'Monitor Number of Processes' '' 'hrSystem' 'null' 'hrSystemProcesses' warning
hrSystemProcesses

モニタされる変数を示します。

21

このエントリがモニタ テーブルのインデックス 21 であることを示します。

60

エージェントが 60 秒ごとにプロセス数をサンプリングすることを示します。

absolute

オブジェクトがゲージであるため、サンプル タイプを示します。

>=

プロセス数が 120 以上である場合は常に、トラップを送信するようにエージェントに指定します。

hrSystem

このエントリでオブジェクト状態モデルの hrSystem オブジェクト クラスが使用されることを示します。 オブジェクト クラスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

null

このエントリでオブジェクト状態モデルの null オブジェクト インスタンスが使用されることを示します。 オブジェクト インスタンスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

注: 「//」および「/」は、「//hostname/instance」のように、システムにインスタンスを関連付けるための区切り文字として使用できます。 ローカル システム インスタンスの場合は、ローカル システムにインスタンスを関連付けるために「//./」が常に先頭に付けられます。 「//hostname/*」、「//*/instance」、および「//*/*」は、無効な値です。

hrSystemProcesses

このエントリでオブジェクト状態モデルの hrSystemProcesses オブジェクト属性が使用されることを示します。 オブジェクト クラスはデフォルト値に置き換えられます。 ここで、「*」は無効な値です。

warning

このエントリでオブジェクト状態モデルの warning 重大度が使用されることを示します。