SystemEDGE エージェントは、CA Virtual Assurance 管理モデル全体と完全に統合された、セルフ モニタおよびプロセス モニタのための状態管理モデルをサポートしています。 エージェントは重要度の異なる複数のモニタを単一の管理対象オブジェクトに集計します。このオブジェクトは、最悪の重大度を持つモニタに相当する状態を持ちます。 以下の図に、この新しいメカニズムによって提供される柔軟性と機能を示します。

図中の[属性]ペインには複数のモニタ対象オブジェクト(SysHealth.localhost.LoadAverage など)が含まれます。 SystemEDGE エージェントがオブジェクトに割り当てることのできる状態は、CIM ManagedSystemElement Management の状態に準拠しています。 各属性オブジェクトの状態は、対応する SystemEDGE モニタによって定義されます。 たとえば、重大度が「致命的」である LoadAverage しきい値 250 を割り当て、現在の LoadAverage 値が 250 である場合、モニタ対象オブジェクトの状態は「致命的」です。
SystemEDGE の柔軟なオブジェクト モデルによって、さまざまなソースからの異種オブジェクトをグループ化することが可能になります。 オブジェクトの状態は各グループ全体で集計されます。 たとえば、エージェントはサーバ CPU のヘルス状態を、Web ページにアクセスするのにかかった応答時間(SRM AIM によって収集)やディスクのパフォーマンス(リモート モニタリング AIM によって収集)と共に集計することができます。
図中の[クラス]ペインは、状態管理モデルによって管理対象オブジェクトがどのように集計管理対象オブジェクトにグループ化されるかを示しています。 図に示されているとおり、SysHealth オブジェクトはそのすべての管理対象オブジェクトの状態を集計します。
状態管理の機能は、Systems Management Empire MIB のセルフ モニタ テーブルとプロセス モニタ テーブルから設定することができます。オブジェクトおよび重大度情報を含む列は、各モニタ エントリのオブジェクト ステータスを計算およびプロパゲートするのに役立ちます。
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