SNMPv1 と SNMPv2c は、システム間でメッセージを送信するためにコミュニティを使用します。 コミュニティは、エージェントと多数の管理システムの間の関係で、分散した通信のために認証とアクセス制御権限を定義します。 コミュニティはコミュニティ名によって識別されます。コミュニティ名は、すべての SNMP メッセージのヘッダ部分に表示される、オクテットの文字列です。
エージェントは、SNMP メッセージ ヘッダのコミュニティ名を確認し、メッセージが認証されたものであるかどうかを判断してから、メッセージを処理します。 コミュニティ名がエージェントによって受諾された名前と一致しない場合、エージェントは認証エラーを記録し、メッセージを削除します。
SystemEDGE エージェントは、デフォルトで定義されている public という名前の 1 つのコミュニティと共にのみインストールされます。 このコミュニティは、任意のマネージャ システムの、エージェントの MIB オブジェクト値に対する読み取り専用アクセスを提供します。 MIB 値を変更する前のインストール中またはインストール後に、読み取り/書き込みコミュニティ文字列を設定する必要があります。 コミュニティ定義に IP アドレス リストを追加して、特定のシステムに対するアクセスを制限することができます。
注: SNMP コミュニティの設定の詳細については、「エージェントの設定」の章を参照してください。
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