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SystemEDGE エージェントは、システムをモニタするために軽量で柔軟な SNMP アーキテクチャを使用します。 SNMP は、TCP/IP ベースのネットワークおよびデバイスを管理するための標準です。 その最も基本的なレベルで、SystemEDGE は、SNMP フレームワークにおけるエージェントの役割を果たし、管理対象オブジェクトに対して SNMP ベースの命令を実行します。 命令は、管理システムからのものである場合とエージェント自体からのものである場合があります。また、これらの命令は、オブジェクトに関する情報に対する要求である場合と、システム パラメータを変更するための要求である場合があります。 SystemEDGE エージェントはこれらの要求を実行し、要求しているアプリケーションに応答を送信します。 エージェントは、標準的な SNMP プロトコルに準拠して情報を交換します。その結果、SNMP によって通信できるどんなマネージャもエージェントと統合できます。
SystemEDGE エージェントは MIB 属性によってシステム メトリックにアクセスします。 MIB は、共通の属性形式に準拠した管理情報のストアです。 エージェントは、サポートおよび管理するすべての MIB 内の属性を収集したり変更したりすることができます。
注： サポートされる MIB の詳細については、「はじめに」を参照してください。
SystemEDGE エージェントはデフォルトでは（インストール中にこのポートを変更できます） UDP ポート 161 上の SNMP によって通信します。 SNMPv1 環境で、エージェントは、以下の標準の SNMP メッセージ タイプを使用して管理情報を交換します。
MIB から特定のオブジェクトの値を取得します。 管理システムは、システムに関する特定の情報を要求するとき、エージェントにこのメッセージを送信します。
次のオブジェクト インスタンスを取得します。
要求しているアプリケーションに要求された MIB オブジェクト情報を返します。
MIB オブジェクトの値を変更するようにエージェントに指定します。
管理システムに例外を通知します。 Trap を使用すると、エージェントがマネージャに要請されないメッセージを送信できます。 詳細については、「SNMP トラップ」を参照してください。
SNMPv2 環境で、管理情報を交換する標準の SNMP メッセージ タイプは以下のとおりです。
1 つ以上の MIB オブジェクトの値（表形式）を取得します。 これは GetNextRequest に似ています。
この共通の SNMP ワークフロー（要求の取得または設定、検索、MIB 属性の変更、SNMP 応答）は、すべての SystemEDGE 機能の基本から構成されます。 ただし、エージェントは、基本の SNMP コレクションを超えて、インテリジェントなモニタリングおよび状態管理に移動することができます。 詳細については、「モニタリング アーキテクチャ」および「状態管理モデル」を参照してください。
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