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セルフ モニタ テーブルの列

以下のリストは、セルフ モニタ テーブルの列を定義します。 セルフ モニタ テーブルおよびそのフィールドの詳細については、エージェント インストールの mib サブディレクトリ内にある、empire.asn1 ファイルを参照してください。

monIndex

このエントリの一意の行インデックスを定義します(MAXINT に対しては 11)。 行 1 ~ 10 はエージェントの内部使用に予約済みです。

権限: 読み取り専用

monDesc

モニタされているオブジェクトの説明(長さが 0 ~ 512 文字)を定義します。

権限: 読み書き

デフォルト:デフォルトのエントリ

monInterval

数秒間にエージェントが変数をどれくらいの頻度でポーリング(モニタ)するかを定義します。 値は最小値が 30 秒で 30 の倍数秒である必要があります。

権限: 読み書き

デフォルト: 60

monSampleType

エージェントがオブジェクトの絶対値(absoluteValue(1))をサンプリングするか、連続するサンプル(deltaValue(2))間の差異を取得するかを定義します。 たとえば、カウンタ変数をモニタするには deltaValue を使用します。deltaValue は変化率を表すからです。 ゲージをモニタするには、absoluteValue を使用します。absoluteValue はオブジェクトの正確な値を表すからです。

権限: 読み書き

デフォルト: absoluteValue(1)

monOID

モニタする MIB オブジェクトを表す完全なオブジェクト識別子を定義します。 オブジェクト識別子のインスタンス部分(たとえばスカラの場合は .0)が必要です。 オブジェクト インスタンスが存在する必要があり、SystemEDGE エージェントでサポートされている MIB 内に含まれている必要があります。 オブジェクトは整数タイプ(カウンタ、ゲージ、タイム チックなど)である必要があります。

権限: 読み書き

monCurrVal

モニタされている MIB 変数の最後にサンプリングされた値を指定します。 monInterval 秒ごとに、エージェントは変数の最新の値を反映するためにこのフィールドを更新します。

権限: 読み取り専用

monOperator

表現 currval 演算子の値を評価するために使用されるブール演算子を定義します。 演算子は以下のいずれかになります。

monValue

各モニタリング サイクル中にモニタされる MIB 変数の現在の値をエージェントが monOperator を使用して比較する整数値を定義します。 比較が true として評価された場合、エージェントはモニタ状態を変更するか(重大度が none 以外のセルフ モニタの場合)、しきい値違反トラップを送信します(重大度が none のセルフ モニタの場合)。 たとえば、ゲージの値が 100 を超える場合に通知されるようにする場合は、ゲージの現在の値が比較される monValue として 100 を設定します。

権限: 読み書き

monLastCall

エージェントがモニタしている MIB 変数を最後にサンプリングした時間を(sysUpTime に基づいて)定義します。 0 は、MIB 変数がまだサンプリングされていないことを示します。

権限: 読み取り専用

monNumTraps

エージェントがこのエントリに送信したトラップの数を定義します。 この値は monitorTrap を追跡します。monitorTrap は、重大度が none のセルフ モニタ(レガシー モニタ)でしきい値違反が発生したときにエージェントによって送信されます。 この値は、レガシー モニタに対して例外条件が発生している頻度を決定するのに役立ちます。 この値は、見つからないトラップ メッセージを検出する手段も提供します。

権限: 読み取り専用

注: ステートフル セルフ モニタの管理対象オブジェクトに対して送信された状態変更トラップの数の詳細については、「集計状態テーブル」を参照してください。

monLastTrap

エージェントがこのエントリに最後にトラップを送信した時間を(sysUpTime に基づいて)定義します。 この値は monitorTrap を追跡します。monitorTrap は、重大度が none のセルフ モニタでしきい値違反が発生したときにエージェントによって送信されます。

権限: 読み取り専用

注: ステートフル セルフ モニタの管理対象オブジェクトに対して送信された最後の状態変更トラップの詳細については、「集計状態テーブル」を参照してください。

monRowStatus

行ステータスを定義します。行ステータスは以下のいずれかになります。

monMinValue

エージェントが MIB 変数のポーリングを開始してから観察した最低(最小)値を定義します。

権限: 読み取り専用

monMaxValue

エージェントが MIB 変数のポーリングを開始してから観察した最高(最大)値を指定します。

権限: 読み取り専用

monAction

表現が True として評価され、エージェントがしきい値違反トラップ(レガシー モニタ)または状態変更トラップ(ステートフル モニタ)を送信したときに実行される引用符で囲まれたコマンド(長さが 0 ~ 2048 文字)を、任意のパラメータと共に定義します。 ステートフル セルフ モニタについては、しきい値違反がオブジェクトの状態変更をもたらさない場合、コマンドは実行されません。 文字列が空の場合、エージェントはこのエントリに対してアクションを実行しません。

注: アクションに対して Windows バッチ ファイルは使用しないでください。Windows バッチ ファイルは、プログラム上の厳しい制限を課し、デスクトップ アプリケーションで正しく動作しない場合が多くあります。 代わりに、Perl や Visual Basic など、より強力で柔軟なスクリプト言語を使用してください。

権限: 読み書き

monFlags

エントリが操作中に従う追加動作セマンティックを示す整数フラグを定義します。 利用可能なフラグおよびフラグ設定の詳細については、「モニタ テーブル フラグ」を参照してください。

権限: 読み書き

monSupersededBy

このエントリに先行するモニタのインデックスを指定します。 先行するモニタはテーブル エントリの前に評価されます。先行するモニタのしきい値を超えている場合、このエントリはそれ以上評価されなくなります。 このような関連するモニタのシーケンスによって、トラップの不要なシーケンスを排除することができます。 値がゼロ(0)の場合、モニタ エントリの関連付けは行われないことを示します。

注: オブジェクト状態モデルを使用する場合は、この機能は古いものとして無効になります。

権限: 読み書き

monObjClass

オブジェクト状態管理モデルで使用するために、モニタされる MIB オブジェクトのオブジェクト クラスを定義します。 エージェントは、sysedge.oid ファイルを使用してデフォルト値を割り当てます。 エージェントは、デフォルトを判断できない場合、オブジェクト クラスを不明に設定します。

権限: 読み書き

monObjInstance

オブジェクト状態管理モデルで使用するために、モニタされる MIB オブジェクトのオブジェクト インスタンスを定義します。 値が設定されていない場合、エージェントでデフォルトを判断できなければ、値は「不明」になります。 表形式以外のオブジェクトのデフォルトは「NULL」です。 リモート オブジェクトのシームレスなモニタリングの場合、インスタンス名はプレフィックス //hostname/ で開始されます。

ローカル オブジェクトの場合は、エージェントがプレフィックス //./ を各インスタンス名に追加します(「NULL」を含む)。 この属性は、空文字列または「*」に設定することはできません。 そのような要求は無視されます。

権限: 読み書き

monObjAttribute

オブジェクト状態管理モデルで使用するために、モニタされる MIB オブジェクトのオブジェクト インスタンスを定義します。 エージェントは、sysedge.oid ファイルを使用して、MIB 属性名に対応するオブジェクトのデフォルト値を割り当てます。

権限: 読み書き

デフォルト: モニタされる OID の ASCII MIB 属性名

monSeverity

オブジェクト状態管理モデルに使用する重大度を定義します。 この値は、しきい値違反が発生したときにエントリに割り当てる状態を定義します。 有効な値は以下のとおりです。

none の値はレガシー モニタを作成し、エントリがオブジェクト状態管理モデルから除外されます。

権限: 読み書き

デフォルト: なし

monCurrState

エントリの取得された現在の状態を定義します。monFlags プロパティで定義された遅延値に基づいて、重大度および現在の違反の条件を使用して評価されます。 有効な値は以下のとおりです。

up および down の値は、レガシー モニタ(重大度が none)に対してのみ表示されます。 この列の状態変更は、状態が集計状態テーブル内の対応する管理対象オブジェクトのすべてのモニタで最悪である場合にのみ、状態変更トラップを送信します。

権限: 読み取り専用