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sysedgeV3.cf ファイルでは、エージェントが送信するトラップのタイプとトラップのプロパティを指定できます。 サポートされているトラップのタイプは、以下のとおりです。
注： SNMPv1 トラップ デスティネーションは、sysedgeV3.cf ではなく sysedge.cf で設定します。
SNMPv2c トラップおよび SNMPv2c 通知は、SNMP のコミュニティ文字列を使用して送信されます。 このコミュニティ文字列は、sysedge.cf で定義する必要があります（たとえば、community global read-only）。
SNMPv3 トラップおよび SNMPv3 通知は、SNMPv3 ユーザの認証情報を使用して送信されます。 SNMPv3 ユーザは、sysedgeV3.cf 設定ファイルのトラップ定義レコードの前に定義する必要があります。
SNMPv2 トラップを指定されたデスティネーション ホストに送信するようにエージェントを設定するには、sysedgeV3.cf ファイルに以下の行を追加します。
SNMP_V2_TRAP_INFO <destination_host>|<port> <trap_context> <community> <trap-encoding>
SNMPv2c 通知トラップ（確認済みトラップおよび INFORM 要求とも呼ばれる）を指定されたデスティネーション ホストに送信するようにエージェントを設定するには、sysedgeV3.cf ファイルに以下の行を追加します。
SNMP_V2_NOTIFICATION_INFO <destination_host>|<port> <trap_context> <community> <timeout> <num_of_retries> <trap-encoding>
SNMPv3 トラップを指定されたデスティネーション ホストに送信するようにエージェントを設定するには、sysedgeV3.cf ファイルに以下の行を追加します。
SNMP_V3_TRAP_INFO <destination_host>|<port> <trap_context> <SNMPv3_user> <trap-encoding>
SNMPv3 通知トラップ（確認済みトラップおよび INFORM 要求とも呼ばれる）を指定されたデスティネーション ホストに送信するようにエージェントを設定するには、sysedgeV3.cf ファイルに以下の行を追加します。
SNMP_V3_NOTIFICATION_INFO <destination_host>|<port> <trap_context> <SNMPv3_user> <timeout> <num_of_retries> <trap-encoding>
トラップの送信先となるホストを指定します。 ホスト名または IP アドレスを指定できます。
トラップの送信先となるデスティネーション ホスト上のポート番号を指定します。
このフィールドの値としては、* （アスタリスク）のみがサポートされています。 この値は必須です。
（SNMPv2c のみ）トラップの送信時に使用する SNMP コミュニティ文字列を指定します。 この文字列は、sysedge.cf ファイルでも定義する必要があります。
（SNMPv3 のみ）トラップの送信時に使用する SNMPv3 ユーザを指定します。 このユーザは、sysedgeV3.cf ファイルでも定義する必要があります。
（オプション、通知のみ）通知の配信確認処理がタイムアウトするまでの待機時間を秒単位で指定します。
（オプション、通知のみ）タイムアウト後に通知の送信を再試行する回数を指定します。
（オプション）トラップの送信時に使用するエンコーディングのタイプを指定します。 これは、SNMPv1 のトラップ エンコーディングの設定とほぼ同じです。詳細については、「SNMPv1 トラップ デスティネーションの設定」を参照してください。
例
以下の例では、SNMPv3 ユーザ osmanager を対象としてホスト sysmanager 上のポート 6666 に SNMPv3 トラップ通知を送信し、タイムアウトを 30 秒に設定して確認応答を待機し、最大 2 回再試行します。
SNMPV3_NOTIFICATION_INFO sysmanager|6666 * osmanager 30 2
以下の例では、プライベート コミュニティを使用してホスト localhost 上のポート 162 に SNMPv2c トラップを送信します。
SNMPV2_TRAP_INFO localhost|162 * private
以下の例では、パブリック コミュニティを使用してホスト localhost 上のポート 162 に SNMPv2c トラップ通知を送信し、タイムアウトを 30 秒に設定して確認応答を待機し、最大 3 回再試行します。
SNMPV2_NOTIFICATION_INFO localhost|162 * public 30 3
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