CA Workflow に関する考慮事項

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CA Workflow に関する考慮事項

CA Workflow をインストールする前に、正しく実装できるように以下の情報を考慮してください。

CA SDM 構成に応じて、以下の CA SDM サーバに CA Workflow がインストールされます。
- 標準：プライマリまたはセカンダリサーバ
- 高可用性：いずれかのアプリケーションサーバ
CA MDB データベースユーザまたはパスワード - 以下の情報を考慮してください。
- CA SDM の初回インストール後に CA MDB データベースユーザまたはパスワードを変更した場合は、CA Workflow のインストールを再実行して、CA Workflow が変更を適用して CA SDM と通信できるようにする必要があります。 CA Workflow のインストールを再実行すると、CA SDM により CA Workflow 用の新しいユーザ名とパスワードが自動的に設定されます。CA Workflow のインストール時に、値を手動で変更することはできません。
  注： UNIX および Linux に CA Workflow をインストールする場合は、事前に Oracle 環境変数を設定する必要があります。 ORACLE_HOME 変数が設定されないと、インストールリンクをクリックしたときに、エラーメッセージが表示されます。
- 新しいデータベースへのマイグレーションを実行する場合は、ワークフローマイグレーションユーティリティを実行します。
IPV6 - Linux サーバが IPv6 サポートに設定されている場合は、CA Workflow IDE にログインできない場合があります。この状況を解決するには、$NX_ROOT¥site¥Workflow¥Client にある ide.sh スクリプトファイルの 2 行目を「VMARGS=」から「VMARGS=-Djava.net.preferIPv4Stack=true」に変更します。その後、スクリプトファイルを保存し、CA Workflow IDE を再度起動します。
Tomcat - 以下の情報を考慮してください。
- Tomcat を起動できず、その結果 CA Workflow および Web インターフェースが使用できない場合は、Tomcat のメモリを増やしてください。
  注：この状況の対処法の詳細については、http://ca.com/support でナレッジベースの記事 TEC418959 を検索してください。
- CA Workflow のインストール中、CA SDM と CA EEM は、Tomcat 専用のポート番号を共有します。 CA Workflow をインストールまたは使用しているときに Tomcat に問題が生じた場合は、サービスを停止して再起動してください。
- オプションマネージャで指定した CA Workflow ホスト名は、CA Workflow をインストールしたサーバの NX.env ファイルの NX_LOCAL_HOST 変数と一致する必要があります。 . ホスト名の大文字および小文字を正確に一致させる必要があります。
- Tomcat のポート（8080）や特権ユーザのユーザ ID/パスワード（ServiceDesk/ServiceDesk）といったインストール時のデフォルトを変更した場合は、CA Workflow が正常に機能するように、以下のようにデフォルトの定義およびアクターを変更してください。
- Workflow IDE にログオンします。
  以下の手順に従って、デフォルトの Service Desk Web サービスアクターを変更します。
  1. ［アクター］タブをクリックします。
  2. ［Web サービス］ツリーを展開します。
  3. ［Unicenter_Service_Desk_Web_Service］アクターを右クリックし、［プロパティ］を選択します。
  4. WSDL URL エントリの内容を選択してコピーします。
  5. アクターの名前を変更し、［OK］をクリックします。
  6. ［Web サービス］ツリーを右クリックし、［アクターの追加］を選択します。
  7. ［名前］フィールドに「Unicenter_Service_Desk_Web_Service」と入力します。
  8. ［WSDL URL］エントリに、上でコピーしたコンテンツを貼り付けます。
  9. Tomcat の構成で選択したポート番号と同じになるように、URL のポート番号を変更します。
  10. ［OK］をクリックします。
- CA Workflow を CA SDM サーバにインストールした後、以下の手順に従って、CA SDM と CA Workflow の統合が正常に機能するようにします。
  - CA Workflow IDE にログインし、デフォルトの CA SDM Web サービスアクターを変更します。
  - ［アクター］タブを選択し、［JavaScript］ツリーを展開し、［USDInitializer］をクリックします。
  - ［Get Global Attributes］をダブルクリックします。
  - スクリプトセクションの以下のフィールドに、CA SDM 特権ユーザ名およびパスワードを入力します。
    USD_Username = ""
    
    USD_Password = ""
  - $NX_ROOT¥data¥workflow¥actors¥r12_Service_Desk_Actors_en_US.xml ファイル内のこれらの値を変更します。