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MDR ランチャ

CA CMDB を実装する主な目的の 1 つは、複数のデータベース ソース(MDR と呼ばれます)からのデータをまとめることです。 しかし、CI には、常に、その MDR 起源に戻る参照が含まれている必要があります。

CA CMDB は、CI をインポートおよびロードするほか CI をその起源に関係付ける機能を提供します。 また、CA CMDB で CI を表示するときに MDR ランチャ機能を使用することにより、以下の図に示すように、CI の起源のシステムにシームレスに戻ることができます。

CI の起源のシステムに戻るナビゲーションを表示します。

MDR ランチャを使用すると、以下のように「閉ループ」変更管理プロセスを実行することができます。

  1. 変更レコードを作成します。
  2. 変更を行います。
  3. MDR ソースをチェックすることにより変更を確認します。
  4. CMDB を更新して、変更が行われたことを示します。

問題管理プロセスの視点から、以下の方法により MDR ランチャを使用できます。

  1. 問題を検出します。
  2. 影響を受けている従属 CI を特定するために CI 関係のデータを利用することにより、問題の重大度および感染力を調べます。
  3. プロバイダ CI を調査することにより、問題の考えられる原因を特定します。
  4. 必要に応じて MDR で利用可能な高度詳細情報を使用して詳細分析を行った後に、MDR を使用して適切な処置を行います。