CMDB-MDR 統合では、以下の用語が使用されます。
管理データリポジトリ(MDR)は、CI に関するソース情報を含むソフトウェアまたはデータを表します。 MDR には、通常、CMDB より多くの未調整 CI 情報が含まれていますが、それにはそのデータの管理サブセットが含まれています。
MDR クラス(MDR_CLASS)は、CA CMDB により同様に処理された複数の MDR をまとめるために使用されます。 COHESION、GLOBAL、cmdbf という 3 つの特別な MDR クラスがあります。
MDR 名(MDR_NAME)は、MDR が自分自身を参照するために使用する名前です。 mdr_name と mdr_class の値の組み合わせが社内で一意であることを確認する必要があります。
統一アセット ID(FEDERATED_ASSET_ID)は CI の一意の MDR ID です。
異なる CI ファミリは、通常、データ プロバイダとして、それぞれ異なる MDR を使用します。 しかし、1 つの CI が複数の MDR データ プロバイダを持つことは可能です。 以下に例を示します。
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CI ファミリ |
MDR_CLASS |
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連絡先 |
人事管理システム 電話帳 シングル サインオン認証システム |
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Document |
ドキュメント管理システム |
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Air Conditioning(空調設備) |
ドキュメント管理システム 契約管理システム 空調システム |
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メインフレーム |
テープ管理システム DASD 管理システム パフォーマンス管理システム ジョブ スケジューラ |
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ストレージ |
ストレージ管理システム 資産管理システム |
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Location |
資産管理システム エデュケーション カレンダ オフィス ディレクトリ |
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ネットワーク |
ネットワーク管理システム 問題管理システム |
各 MDR クラスに複数の MDR が存在することができ、各 MDR は複数の CI にデータを提供できます。 任意の CI がゼロまたは複数の MDR からデータを受け取ることができます。 CI は、自身にデータを個別に提供させることもできます。 たとえば、1 つのメインフレーム CI がディスク管理システム 1 によって提供されたデータを持つ一方、ほかのメインフレーム CI がディスク管理システム 2 およびジョブ スケジューラ 2 によって提供されたデータを持つことができます。 CA CMDB は、CI 間の関係およびすべての CI の関連 MDR を管理します。
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