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バージョン管理のパラメータ

Version Controlでは以下のパラメータを使用します。

[ コンポーネント名 ]

Version Controlでの項目の名前を指定します。 名前は一意でなければならず、角かっこで囲む必要があります。 コンポーネント名では大文字小文字は区別されません。 このパラメータは、コンポーネント定義を開始するのに必須のパラメータです。

version="x.x. yyymmd"

コンポーネントのバージョンを定義するバージョン番号(x.x)と日付(yyyymmdd)を指定します。 このパラメータは必須で、二重引用符で囲む必要があります。 Version Controlは、サーバとクライアントのバージョン番号と日付を比較してコンポーネントのバージョンを確認します。 クライアントとサーバ間でコンポーネントが同期されていると見なされるためには、バージョン番号と日付の両方が一致している必要があります。 また、checksumプロパティが有効な場合、ファイルが更新される前にチェックサムの確認が行われます。

control-type

このコンポーネントのVersion Controlのタイプを指定します。 control-type の有効な設定は以下のとおりです。

設定

説明

dir_ctl

コンポーネントがディレクトリを表すことを指定します。 ディレクトリへのパスを指定するには、ディレクトリ パラメータを指定する必要があります。 ファイル名パラメータを指定して、ディレクトリ内の一連のファイルをフィルタするファイル名パラメータを指定することもできます。 UNIXでもWindowsでもサブディレクトリはアップグレードされません。

file_ctl

コンポーネントがファイルを表していることを指定します。 ファイルへのパスを指定するには、ディレクトリおよびファイル名パラメータを指定する必要があります。

nxenv_ctl

コンポーネントがclient_nx.envファイルを表していることを指定します。このファイルは、内部のCA SDM環境変数を保存するのに使用されます。 CA SDM Version Control およびオプション マネージャは、このファイルを自動的にメンテナンスします。 nxenv_ctl コンポーネントは 1 つだけで、コンポーネント名は CLIENT_NXENV にする必要があります。

ver_ctl

 

これが初期設定のControlタイプです。 コンポーネントが汎用である(つまり、特定の外部オブジェクトに関連付けられていない)ことを指定します。 汎用コンポーネントを使用して、クライアント全体のVersion Control、または自動アップグレードには大きすぎるファイルまたはディレクトリのVersion Controlを提供することができます。 Controlタイプがver_ctlのコンポーネントはアップグレードできません。サーバがUPGRADEモードのときにver_ctlコンポーネントのバージョンが一致しないと、クライアントの接続が失敗します。

filename = "ファイル名"

Version Controlでのファイルの名前を指定します。 ディレクトリの仕様は含まれていません。 このパラメータは、file_ctlコンポーネントで必須ですが、ディレクトリ(dir_ctl)管理コンポーネントではオプションです。 ディレクトリ コンポーネントと共に使用した場合、ファイル名パラメータはdir_ctlコンポーネントに関連付けられているファイルを制限するファイル マスクとして機能します。 たとえば、dir_ctlコンポーネントのファイル名が*.READMEの場合、そのディレクトリでアップグレードされるファイルにはファイル名が「.README」で終了しているファイルだけが含まれるようになります。

directory = "ディレクトリ"

dir_ctlコンポーネントのディレクトリへのパスを指定します。または、file_ctlコンポーネントのファイルが含まれているディレクトリへのパスを指定します。 このパラメータは、ver_ctlおよびnxenv_ctlコンポーネントでは無視されます。 ディレクトリ パスは、引用符で囲む必要があります。先頭に$が付いている環境変数への参照を含むことができます。

注: Windows サーバの場合でも、必ずバックスラッシュではなくスラッシュを使用してパス名のサブディレクトリを区切ってください。

link = "リンクディレクトリ"

前述したディレクトリ パラメータと同じ形式で、クライアント上のリンク ディレクトリを指定します。 このパラメータは、file_ctlおよびdir_ctlコンポーネントではオプションで、ver_ctlおよびnxenv_ctlコンポーネントでは無視されます。 指定した場合、Linuxクライアントがアップグレードされると、ディレクトリ パラメータによって指定されたロケーションにコピーされた実際のファイルを指すシンボリック リンクがリンク ディレクトリに配置されます。 Windowsクライアントがアップグレードされると、リンク ロケーションとディレクトリ ロケーションの両方に実際のファイルがコピーされます。

source = "ソースディレクトリ"

(オプション パラメータ)サーバが配布するファイルを取得可能な、サーバ上の異なるディレクトリを指定します。 このパラメータの形式は、前述したディレクトリ パラメータの形式と同じです。 このパラメータは、クライアントに配布するファイルが、サーバ上のディレクトリ ロケーションにある同じファイルと異なる場合に役立ちます。 このパラメータは、ソースディレクトリからファイルを取得して、それをディレクトリ パラメータによって指定されたクライアント上のロケーションに配布することをサーバに通知するのに使用します。 ソース パラメータを指定した場合は、ディレクトリ パラメータを指定する必要があります。

effectivity = "有効性の仕様"

(オプション)クライアントがこのコンポーネントを取得するかどうかを指定します。 これにより、一部のクライアントへのダウンロードを除外することができます。 クライアントが有効性の仕様に含まれていない場合、クライアントはコンポーネントを取得しません。 このパラメータを指定しなかった場合、すべてのクライアントがコンポーネントを受け取ります。 有効性の仕様では、以下の記号を使用します。

+(プラス記号)

クライアント グループを追加することを示します。

-(マイナス記号)

クライアント グループを除外することを示します。

有効なクライアント グループは、以下のとおりです。

たとえば、以下の仕様は、UNIXクライアントだけがファイルを取得することを示します。

effectivity = "+ UNIX_CLIENTS"
checksum

クライアント上のコンポーネントのチェックサムがサーバ上の対応するチェックサムと一致しなかった場合に、コンポーネントをアップグレードすることを指示します。 ディレクトリに適用した場合、チェックサムは各ファイルに適用されます。

min_release = "リリース"およびmax_release = "リリース"

このコンポーネントの配布先にする最も古いクライアントと最も新しいクライアントを指定します。 server_default.verファイル内のステートメントは、リリースを定義します。 これらのパラメータは、以下の形式になっています。Gaxx はリリースを示し、それに続く値はリリースに関連付けられている genlevel です。

! Release GA50 50MVV000900 50W7T000900
! Release GA45 45MW000900 50WTT000900

順番は、GA50の方がGA45よりも新しいことを示しています。

component_type

使用するコンポーネントのタイプを指定します。 以下のタイプのコンポーネントが使用されます。

設定

説明

file

これは初期設定のコンポーネント タイプです。 クライアントにコピーしたファイルを、ディレクトリ パラメータで示されているサーバ上のロケーションから直接取得することを指定します。

exe_file

クライアントにコピーするファイルを、クライアントのオペレーティング システムに依存する以下のサーバ上のロケーションから取得することを指定します。

  • windows(Windows)
  • sun4Sol(Solaris)
  • hp(HP-UX)
  • aix(AIX)
  • linux(Linux)
  • linux390(Linux390)

これらのサブディレクトリのロケーションは、ディレクトリ パラメータ設定に依存します。 このパラメータを設定した場合、サブディレクトリは指定したディレクトリの下に配置されます。 それ以外の場合、CA SDMのメイン インストール ディレクトリのbinディレクトリに配置されます。

o_mode = "所有者モード"

ファイルの所有者に対してファイル アクセス許可を指定します。

g_mode = "グループモード"

ファイル所有者のグループに属しているユーザのファイル アクセス許可を指定します(UNIXクライアントでのみ使用されます)。

w_mode = "ワールドモード"

ファイル所有者のグループに属していないユーザのファイル アクセス許可を指定します(UNIXクライアントでのみ使用されます)。

3つのモード パラメータを使用して、サーバ上で同じ実行可能ファイルの異なるバージョンを管理できます。 これらは、クライアントにコピーしたときにファイルのアクセス制御を指定します。 これらのパラメータは、アップグレード操作中にだけ使用されます。 これらは以下の意味を持つ1~3個の文字で構成されます。

設定

説明

R

読み取り

W

書き込み

X

実行

PCクライアントは書き込み許可と実行許可を無視します。

1つ以上のファイル アクセス モードを任意の組み合わせで指定できます。 UNIXクライアントの場合、ファイルには指定したアクセス モードが与えられます。 PCクライアントの場合、w_modeを指定したかどうかにより、ファイルは書き込み可能または読み取り専用になります。