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CA SDM サーバのローリング メンテナンスを実行する方法

システム管理者は、CA SDM サーバのローリング メンテナンスを実行します。 このメンテナンスは、サーバに対してパッチを適用する場合、または一般的なメンテナンスを実施する場合に実行できます。 すべてのサーバに対して、特定の順序でメンテナンスを実行することをお勧めします。 このプロセスにより、すべてのサーバが同様の変更で更新され、エンド ユーザに対する中断が最小限になるか、または発生しません。 サーバに固有の変更については、ほかのすべてのサーバを更新する必要はありません。

重要: 共通の MDB パッチ、または OS またはセキュリティ パッチを適用する前に、すべての CA SDM サーバをシャットダウンする必要があります。 このような場合、ユーザ タスクが中断され、すべてのサーバが起動して稼働するまで、CA SDM にアクセスできません。 システム管理者には、状況に応じてパッチの適用を計画することをお勧めします。

以下の図は、CA SDM サーバのローリング メンテナンスを実行する推奨プロセスを示しています。

注: 組織の標準に応じて、組織内のローリング メンテナンス プロセスが推奨プロセスとは異なる場合があります。

この図は、CA SDM サーバでローリング メンテナンスを実行する方法を示しています。

次の手順に従ってください:

  1. 考慮事項を確認します
  2. (新しいバックグラウンドとして昇格させる)スタンバイ サーバを停止します。
  3. スタンバイ サーバのローリング メンテナンスを実行します。
  4. スタンバイ サーバとバックグラウンド サーバ間でバージョン管理を抑制します
  5. スタンバイ サーバを起動します。
  6. スタンバイ サーバを新しいバックグラウンド サーバとして昇格させます
  7. 古いバックグラウンド サーバのローリング メンテナンスを実行します。
  8. 古いバックグラウンド サーバを起動します。

    バックグラウンド サーバを起動すると、スタンバイ サーバになります。

  9. その他すべてのスタンバイ サーバのローリング メンテナンスを実行します。

    注: スタンバイ サーバを停止し、ローリング メンテナンスを実行して、そのサーバを起動します。

  10. アプリケーション サーバのローリング メンテナンスを実行します