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PDM 関数

特別な CA SDM 機能やデータ型の動作を支援するため、ODBC ドライバは SQL を拡張して多数のクエリ関数を追加サポートしています。 ドライバがサポートしているすべての関数は文字列「Pdm」で始まっており、以下の表に記載されているような PDM 関数として知られています。

PDM 関数

説明

PdmAddDays([date,] count)

引数を 1 つ指定した場合、引数に指定されている日数が、本日の日付に加算されて結果が返されます。 引数を 2 つ指定した場合、2 番目の引数に指定されている日数が、最初の引数に指定されている日付列の値に加算されて結果が返されます。 この関数はクエリの任意の位置で使用できます。

PdmAddMonths([date,] count)

引数を 1 つ指定した場合、引数に指定されている月数が、本日の日付に加算されて結果が返されます。 引数を 2 つ指定した場合、2 番目の引数に指定されている月数が、最初の引数に指定されている日付列の値に加算されて結果が返されます。 引数を 1 つ指定する形式はクエリ内の任意の場所で使用できます。 引数を 2 つ指定する形式は選択リスト内でのみ使用できます。

PdmDay([date])

引数なしで使用すると、現在の日付が整数で返されます。 引数を 1 つ指定した場合、その引数に指定した日付カラムの値に関連付けられた日付が返されます。 引数なしの形式はクエリ内の任意の場所で使用できます。 引数を 1 つ指定する形式は選択リスト内でのみ使用できます。

PdmDownTime( slaName, workshift, startDate, endDate )

指定した SLA とワークシフトの条件下で 2 つの日付間のダウンタイムを計算します。 この関数は選択リスト内でのみ使用できます。

PdmMonth([date])

引数なしで使用すると、現在の月が 1 ~ 12 の整数で返されます。 引数を 1 つ指定した場合、その引数に指定した日付列の値に関連付けられた月が返されます。 引数なしの形式はクエリ内の任意の場所で使用できます。 引数を 1 つ指定する形式は選択リスト内でのみ使用できます。

PdmMonthName([date])

引数なしで使用された場合は、現在の月をローカライズされた名前(「1 月」、「2 月」など)で返します。 引数を 1 つ指定した場合、その引数に指定した日付列の値のローカライズされた名前が返されます。 引数なしの形式はクエリ内の任意の場所で使用できます。 引数を 1 つ指定する形式は選択リスト内でのみ使用できます。

PdmDay([date])

引数なしで使用すると、現在の日付が整数で返されます。 引数を 1 つ指定した場合、その引数に指定した日付カラムの値に関連付けられた日付が返されます。 引数なしの形式はクエリ内の任意の場所で使用できます。 引数を 1 つ指定する形式は選択リスト内でのみ使用できます。

PdmSeconds(date)

引数に指定された日付列の値が、1970 年 1 月 1 日午前 0:00 から起算した秒数としての raw 形式で返されます。 この関数は選択リスト内でのみ使用できます。 この引数は必須です。

PdmString(column)

引数に指定された列の値に相当する文字列が返されます。 この関数には UUID 列、日付列、または文字列列を使用できます。 この関数は選択リスト内でのみ使用できます。

PdmToday()

PdmToday() [timeAdj [, day [, month [, year]]]] )

現在の日付(1970 年 1 月 1 日から起算した秒数)を、引数に基づいて調整して返します。

 

timeAdj:

-1 - 時刻が一日の始まり(0:00:00)に合わされます。

+1 - 時刻が一日の終り(23:59:59)に合わされます。

 

day:

負の値 - 指定した日数で日付が調整されます。

正の値 - 指定した絶対値(と月末のどちらか小さい方)に日が設定されます。

 

month:

負の値 - 指定した月数で日付が調整されます。

正の値 - 指定した絶対値(と 12 月のどちらか小さい方)に月が設定されます。

 

year:

負の値 - 指定した年数で日付が調整されます。

正の値 - 指定した絶対値に年が設定されます。

 

調整は、年、月、日の順で適用されます。 0 が指定された引数や省略された引数は無視されます。

PdmYear([date])

引数なしで使用すると、現在の年が 4 桁の整数で返されます。 引数を 1 つ指定した場合、その引数に指定した日付列の値に関連付けられた年が返されます。 引数なしの形式はクエリ内の任意の場所で使用できます。 引数を 1 つ指定する形式は選択リスト内でのみ使用できます。