バージョン指定は、CMDB の権限が与えられた状態を構成するすべての CI のライフ サイクルを追跡し管理することにより、IT インフラストラクチャを制御しやすくします。 バージョン指定は、オブジェクトの履歴の監査にも適用されます。 バージョン管理は、IT インフラストラクチャをコントロールする以下の機能を提供します。
CI を更新した場合など、オブジェクトへの任意の更新の値に加えた変更に対して自動的に記録されます。 バージョン指定によって、コンピュータのメモリ サイズが変更された後のハードウェア CI の完全な状態を記録したスナップショットが作成されます。 バージョン指定ではスナップショットを表示することができます。どの CI 属性が変更されたかを示すこともできます。 また、バージョン指定では、その CI のほかのすべてのスナップショットの履歴と比較することもできます。 この重要な情報は、CI の可用性やパフォーマンスに対する変更の影響を考慮する場合に必要になります。
実稼働の最初の日や 1 月のベースラインなどの、ユーザが定義したラベルを含む特殊な用途のスナップショットとして記録されます。 このようなラベルを使用すると、特定のスナップショットをより簡単に検索できます。
重要: マイルストーンは、変更仕様、検証ポリシー、管理対象変更状態、および管理対象属性には適用されません。
CI を標準として働く別の CI と比較します。 どの CI も比較のための標準として使用できますが、特定の CI を標準 CI として動作させる目的専用とすることをお勧めします。 標準 CI を使用することで、同じファミリ内の別の運用 CI の比較対象となる標準構成を定義することができます。 たとえば、組織は Server Large を標準 CI として定義し、このサーバのタイプを定義する属性値を定義することができます。 あるファミリの標準 CI はそのファミリ内の運用 CI の属性となることができ、それを使用して CI の現在の状態または状態の履歴を、関連する標準構成と比較することができます。 他の比較のように、この情報を印刷するか、またはカンマ区切りのファイルとしてそれをエクスポートできます。
マイルストーンが共有されない、変更不可能なベースラインとして動作できるのに対し、標準 CI は CI 向けの共有、動的ベースラインを提供します。
重要: 標準 CI は、CI 調整に使用されるあらゆる属性に対する値を含んではなりません。
ユーザが CI に対する変更要求に指定した、スケジュール済みまたはスケジュールされていない保留中の変更仕様を表示します。 変更仕様は CI の現在の状態と比較できます。 たとえば、計画値を CI の現在の状態と比較します。 この比較では、変更との競合を示したり、スケジュール内の重複した変更を識別したりすることができます。
バージョン指定を使用すると、以下のタスクを実行できます。
注: この自動スナップショットは、変更仕様、検証ポリシー、管理対象変更状態、および管理対象属性には適用されません。
|
Copyright © 2013 CA.
All rights reserved.
|
|