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CA SDM 変更管理

バージョン指定データは、CA Service Desk 変更チケットと関連付けられた各 CI に対して自動的に生成されます。 変更チケットがオープンからアクティブ、解決済み、クローズへと移るたびに、関連付けられた CI のスナップショットが記録されます。 バージョン指定により、以下を実行できます。

CA Service Desk と CA CMDB 間の統合の例として、CI のサービス管理ライフサイクル中に変更を監査する方法を示します。 この例では、変更要求はハードウェア サーバのコンポーネントをアップグレードするために使用されます。

変更要求を作成し、CI と関連付けるには、以下の手順に従います。

  1. [ファイル]-[新規変更要求]をクリックし、CA Service Desk 変更チケットを作成します。
  2. 「ハード ドライブを 500 GB にアップグレード」など、変更要求の情報や要求の概要を入力します。
  3. [構成アイテム]タブをクリックし、次に [構成アイテムの更新]をクリックします。
  4. CI の検索基準を指定し(たとえば、ハードウェア サーバ名)、[検索]をクリックします。
  5. [影響を受ける構成アイテム]フォームで、変更チケット(たとえば、手順 4 のハードウェア サーバなど)に関連付けられた CI を選択し、その CI を[影響を受ける構成アイテム]リストに追加します。 [OK]をクリックします。
  6. 変更要求を保存します。

変更を実行するには、以下の手順に従います。

  1. CI に変更を加えます。 たとえば、物理コンピュータにハード ディスクを取り付け、そのハードウェア サーバ CI の[ディスク容量]属性を更新します。
  2. 変更要求をクローズします。
  3. 変更が完了したことを確認します。CI を表示して[バージョン指定]タブをクリックし、変更前後の CI のスナップショットを比較します。

    変更要求のオープン時とクローズ時の CI の状態の比較から、ハードウェア サーバのハード ドライブのサイズが、変更前の 100 GB から変更完了後に 500 GB になっている点と、変更が発生した日時がわかります。 オープン時とクローズ時の間に変更されたほかの属性も把握できます。