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CA SDM 変更管理
バージョン指定データは、CA Service Desk 変更チケットと関連付けられた各 CI に対して自動的に生成されます。 変更チケットがオープンからアクティブ、解決済み、クローズへと移るたびに、関連付けられた CI のスナップショットが記録されます。 バージョン指定により、以下を実行できます。
- 変更管理ライフ サイクルの任意の時点で、CI の状態を同じファミリの標準 CI と比較します。
- CI が標準に準拠しているかどうかを確認し、修正が必要な属性を特定するのに役立ちます。
- 変更要求ライフサイクルの任意の時点だけでなく、その間の任意の日付または時間を指定して CI の状態を比較できます。
- マイルストーンなど、変更の各段階の進捗状況を表示します。
CA Service Desk と CA CMDB 間の統合の例として、CI のサービス管理ライフサイクル中に変更を監査する方法を示します。 この例では、変更要求はハードウェア サーバのコンポーネントをアップグレードするために使用されます。
変更要求を作成し、CI と関連付けるには、以下の手順に従います。
- [ファイル]-[新規変更要求]をクリックし、CA Service Desk 変更チケットを作成します。
- 「ハード ドライブを 500 GB にアップグレード」など、変更要求の情報や要求の概要を入力します。
- [構成アイテム]タブをクリックし、次に [構成アイテムの更新]をクリックします。
- CI の検索基準を指定し(たとえば、ハードウェア サーバ名)、[検索]をクリックします。
- [影響を受ける構成アイテム]フォームで、変更チケット(たとえば、手順 4 のハードウェア サーバなど)に関連付けられた CI を選択し、その CI を[影響を受ける構成アイテム]リストに追加します。 [OK]をクリックします。
- 変更要求を保存します。
変更を実行するには、以下の手順に従います。
- CI に変更を加えます。 たとえば、物理コンピュータにハード ディスクを取り付け、そのハードウェア サーバ CI の[ディスク容量]属性を更新します。
- 変更要求をクローズします。
- 変更が完了したことを確認します。CI を表示して[バージョン指定]タブをクリックし、変更前後の CI のスナップショットを比較します。
変更要求のオープン時とクローズ時の CI の状態の比較から、ハードウェア サーバのハード ドライブのサイズが、変更前の 100 GB から変更完了後に 500 GB になっている点と、変更が発生した日時がわかります。 オープン時とクローズ時の間に変更されたほかの属性も把握できます。
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