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データ回帰を防ぐ方法

CI のトランザクション データは TWA にありますが、他のアクションが CMDB 内でその CI を更新し、TWA のトランザクション データを無効にしてしまうことがあります。 不要なデータ回帰を防ぐために、GRLoader は、TWA の tran_dt([トランザクションの日付])フィールドと CI last_update_dt([最終変更日])フィールドまたは relationship last_mod_dt([最終変更日])フィールドを比較します。 last_update_dt がより最近の場合、GRLoader は TWA のトランザクションを拒否し、tran_message 列にエラー メッセージを記入します。

以下のいずれかの操作を実行して、この状態を解決することができます。

注: トランザクションが、ターゲット CI の日付よりも古いために GRLoader に拒否された後で、そのトランザクションを実行することが必要になった場合は、トランザクションの日付をターゲット CI よりも新しい日付に手動で設定し、GRLoader を再実行してください。

警告: [トランザクションの日付を無視]オプションを無視すると、データのバックレベル化または回帰が発生することがあります。 同じ GRLoader の -lftwa を実行して単一の CI または関係が複数回更新された場合、CI の最終変更日(last_update date)は最初の更新時の現在時刻に設定されます。 同じ CI または関係に対して複数の更新を許可するには、追加チェックを実行し、GRLoader の起動後に CI または関係が更新されたかどうかを確認します。 起動後に更新された場合、その更新は許可されます。