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CORS (Cross-Origin Resource Sharing)フィルタの追加

CORS (Cross-Origin Resource Sharing)フィルタを Web インターフェースおよび統合検索(FS) Tomcat に追加すると、Web クライアント インターフェースに統合検索機能が設定されます。 このフィルタを使用して、異なる生成元(cross-origin)のリクエストのリストを追加できます。 デフォルトでは、Web インターフェース設定には任意の生成元のリクエストを示す "*" が指定されており、異なる生成元(cross-origin)または同一生成元(same-origin)のいずれかが許可されます。 ユーザの環境で設定された CA SDM Web インターフェース サーバのリストを使用して、この設定をさらに制限することをお勧めします。

Web インターフェース クライアント設定を編集して異なる生成元のリクエストを許可するには、以下の手順に従います。

次の手順に従ってください::

  1. Web インターフェース設定を編集するには、以下の CA SDM ディレクトリに移動します。
    $NX_ROOT¥bopcfg¥www¥CATALINA_BASE_FS¥webapps¥cafedsearch¥WEB-INF¥web.xml
    
  2. web.xml ファイルを開き、以下を確認します。
    <web-app><filter><init-param><param-name>cors.allowOrigin</param-name>
    
  3. <param-value> タグの内容を、ドメインのスペース区切りリストで更新します。 たとえば、Web インターフェースのベース URL アドレス:
    <param-value>http://web01:8080 http://web02:8080 http://web03:8080</param-value>
    
  4. web.xml ファイルを保存します。 Tomcat が自動的に再起動されます。
  5. Web クライアント インターフェース上の[統合検索]構成をテストして確認します。 正しく機能することを確認してください。
  6. CA SDM の設定を実行した後に Web インターフェースの更新を保持するには、web.xml.tpl ファイルに同じ更新を繰り返します。