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pdm_replace―データベース テーブルの置換

pdm_replace を実行すると、CA SDM データベース内のテーブルを削除して、-f オプションで指定した一時ファイルのテーブルと置換できます。pdm_replace を実行した後にテーブル内にあるデータは、入力ファイルのデータのみです。 pdm_replace を実行する前にテーブルをバックアップしてください。

注:処理の一環として、pdm_replace はまずデーモン(UNIX)またはサービス(Windows)を停止します。

pdm_replaceでは、テキスト ファイルを入力として受け入れます。このファイルのフォーマットは、pdm_userloadで使用されるフォーマットと同じです。 pdm_extractを使用してpdm_replace用の入力ファイルを作成できますが、pdm_backupの出力をpdm_replaceの入力として使用することはできません。

重要: 入力ファイルには、置換しようとしているテーブルとは異なる名前を付けてください。 たとえば、ca_contacts というテーブルを置換しようとしていて、入力ファイルに ca_contacts.dat という名前を付けた場合、入力ファイル(ca_contacts.dat)を指すように pdm_replace コマンドを実行すると、入力ファイルとテーブルの名前が同じため、実行後に入力ファイルが削除されます。

制限事項

構文

このコマンドのフォーマットは、以下のとおりです。

pdm_replace [-v] -f filename

-v

詳細モードを指定します。

-f filename

以下のフォーマットでASCIIファイルを指定します。

TABLE table_name
fieldname1 fieldname2 . . . . fieldnameN
{ "value11", "value12", . . . "value1N" }
{ "value21", "value22", . . . "value2N" }
.
.
.
{ "valueN1", "valueN2", . . . "valueNN" }

このフォーマットは、pdm_userload で使用されるファイルのフォーマットと同じです。 pdm_extractを使用してpdm_replace用の入力ファイルを作成できますが、pdm_backupの出力をpdm_replaceの入力として使用することはできません。

関連項目:

pdm_extract―データベースからのデータの抽出

pdm_userload―データベース レコードの追加、更新、および削除