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[サービスの詳細]タブ

サービスを追加または編集するときに、サービスの[詳細]タブのフィールドに情報を入力します。

サービスの[詳細]タブの以下のフィールドには説明が必要です。

イメージ

サービスにイメージを割り当てます。

既存のイメージをクリックし、USM_HOME¥FileStore¥images¥offerings フォルダから新しいイメージを選択します。

重要: フォルダ名 FileStore は大文字と小文字を区別します。 そのため、パス名およびその他すべてのプログラム参照において大文字と小文字を区別して正確に使用してください。

: ファイルストアの設定の詳細については、「Implementation Guide」を参照してください。

イメージの推奨サイズは、48 x 48 ピクセル未満です。 ただし、主なサービスのイメージ サイズは 32 x 32 ピクセルに固定されています。 したがって、イメージはその元のサイズに関係なく 32 x 32 ピクセルまで縮小、または拡大されます。

このため、このサービスを「主なサービス」に含める場合は、イメージが 32 x 32 ピクセルのサイズでも判別できることを確認してください。 また、イメージを同じフォルダ内の複数のサービスに追加する場合は、イメージのサイズが一致することを確認してください。 これらのイメージがすべて、[主なアイテム]ヘッダにバランスよく配置されることを確認します。

サービス ID

(読み取り専用)サービスのオブジェクト ID を指定します。

たとえば、ixutil またはコンテンツ パックを使用した、オブジェクトのインポートまたはエクスポートの一部としてオブジェクト ID を明示的に指定します。

[名前]および[説明]フィールド

カタログ ユーザ用のサービスの名前および説明を指定します。 オプションで多言語のカタログで使用するためにこれらのフィールドをローカライズできます。

コード

製品コード、申し込みコード、SKU 番号など、適用できる任意の値を表すテキスト値を指定します。

URL 情報

サービスの詳細については、外部 URL を指定します。 たとえば、新しいラップトップのサービスには、ラップトップの製造元仕様ページへの URL を含めることができます。

日付フィールド

表示および指定する日時は CA Service Catalog サーバのタイム ゾーンに基づき、ローカル時間とは異なる場合があります。

[利用可能開始日]、[利用可能終了日]、および[キャンセル日]フィールドに入力する日付は、カタログ ユーザへのサービスの可用性に影響します。 これらのフィールドに加える変更はすぐに有効になります。

以下の日付フィールドは詳細な説明が必要です。

利用可能終了日

カタログ ユーザがサービスのリクエストまたは申し込みを行えなくなる日付を指定します。

キャンセル日

このサービスのすべてのリクエストおよびこのサービスに申し込んでいるすべてのアカウントをキャンセルする日付を指定します。

この日付に、これらの申し込みとリクエストはキャンセルされます。 進行中のリクエストおよび申し込みはすぐにキャンセルされます。

営業時間

サービスの営業時間を指定します。 営業時間は、たとえば、月曜日~金曜日、午前 9:00 ~ 午後 5:00 時のように、定期的に決められているサービスの日時です。 営業時間は、サービスの可用性を測定するのを支援するためにリクエスト SLA を使用する場合にのみ適用されます。

このリンクをクリックして、既存の営業時間指定を検索し、このサービスにそれを付けます。

停止カレンダ

サービスの停止カレンダを指定します。 停止カレンダは、サービスが利用可能でない日数、日付、および回数を指定します。たとえば、週末、休日、一度だけの停止など。 ユーザがサービスの可用性を測定するのを支援するためにリクエスト SLA を使用する場合にのみ、停止カレンダが適用されます。

このリンクをクリックして、既存の停止カレンダを検索し、それをこのサービスに付けます。

ユーザのリクエスト方法

ワン クリック送信方法を使用するか、またはショッピング カートを使用することにより、ユーザがサービスをリクエストするかどうかを指定します。

ワン クリックで送信

ショッピング カートを使用せずに、ワン クリックを使用して、ユーザがサービスをリクエストします。 この方法は、サービスのスタンドアロン リクエストを送信します。

ワン クリック送信方法は、ショッピングに関係のない組織の社内ビジネスおよび人事サービスに適しています。 たとえば、新入社員の手続き、仮想コンピュータまたはファイル共有のセットアップやそれらへのアクセスに対するサービスなどがあります。

サービスに対してワン クリック送信方法を使用する場合、ユーザはその他のサービスと同様のリクエストにそれを含めることはできません。

ショッピング カート

このサービスをショッピング カートに追加することにより、ユーザがそれをリクエストできます。 カートには複数のサービスを含めることができます。 ユーザはショッピングを終了し、カートを確認して、それを送信します。 この方法は、インターネット ショッピング(e コマース)、通常は調達リクエストに関連したサービスに適しています。 たとえば、新しいハードウェアやソフトウェアのリクエストなどがあります。

ショッピング カートにサービスを追加したが、カートを送信していないカタログ ユーザは、ワン クリック送信に対して設定されたサービスをリクエストすることができます。 ワン クリック送信サービスのリクエストは、個別のスタンドアロン リクエストとしてすぐに送信され、ショッピング カートは影響されません。

承認プロセス

ユーザがサービスをリクエストするとき、サービスに使用する承認プロセスを指定します。

承認プロセスの設定は、申し込みに適用されません。

以下のいずれかのオプションを選択します。

システム承認プロセス

以下のオプションを使用して、サービスへのリクエストに対してさらに承認が必要かどうかを決定します。

  • サービスをリクエストするユーザの権限レベル
  • サービスの承認レベル

    ユーザの権限レベルがサービスの承認レベルより低い場合、リクエストはさらに承認を必要とします。 この場合、カタログ システムは以下のタスクを実行します。

  • リクエストを承認するにユーザの管理者を割り当てます。
  • その管理者の「アクション待ちリクエスト」キューにリクエストを入れます。

    このプロセスは、承認者の権限レベルが、サービスの承認レベル以上になるまで繰り返されます。

承認プロセスなし

サービスを自動的に承認します。

ワークフロー主導型の承認プロセス

CA Process Automation プロセスまたは CA Workflow プロセス定義のいずれかを使用して、承認プロセスが決定されます。

重要: CA Workflow は拡張されていません。また、そのメンテナンスとテクニカル サポートは 2013 年 12 月 31 日時点で中止が予定されています。 そのため、プロセス自動化ツールとして CA Process Automation を使用することを強くお勧めします。

プロセスまたはプロセス定義には、承認者および承認レベルの数を決定するためのビジネス ロジックが含まれます。 CA Service Catalog では、1 つのレベルのマネージャ承認を含むデフォルトのプロセスおよびプロセス定義がサンプルとして提供されています。

任意のサービスに対して、CA Process Automation プロセスと共にこの承認プロセスを使用する場合、オプションでポリシーを使用することができます。 その場合、承認プロセスは以下の場合を除き、ポリシー主導型の承認プロセスと同様に続行されます。

ポリシー主導型の承認プロセス

ポリシーを使用して、リクエスト用の承認プロセスを決定します。 サービス オプション、サービス、リクエストされたアイテム、ユーザなどの属性に基づいて、条件をポリシーに指定します。 ポリシーがアクティブで、送信済みのリクエストがポリシーの条件を満たす場合、ポリシーで指名されたユーザ(担当者)はアクション待ちリクエストを受信し、サービス オプション、サービス、またはリクエストの承認、却下、実行を行います。

ポリシー主導型承認とシステム承認では、いくつかの共通の用語が使用されます。 たとえば、両方の方法において、「承認レベル」は、承認者の権限を数値で表しており、値が大きいほど承認者の権限が高いことを示します。 しかし、ポリシー主導型の承認では、管理者が、各承認者および権限レベルに対して一意に割り当てており、システム承認との関係性はありません。

ポリシーがリクエストに適用されない場合、カタログ システムでは、ワークフロー主導型承認プロセスに定義された承認フローを使用します。 たとえば、事前定義済みワークフロー承認プロセスを使用しており、事前定義済みサンプル ポリシーがアクション待ちリクエストに適用されない、と仮定します。 その場合、カタログ システムは、[リクエスト先]ユーザのマネージャにアクション待ちリクエストを割り当てます。 ユーザにマネージャがいない場合は、カタログ設定で[リクエスト アクションのデフォルト ユーザ]に指定されたユーザにアクション待ちリクエストを割り当てます。

注: CA Workflow ではポリシー主導型承認をサポートしません。

承認レベル

サービスで要求する、承認者の承認レベルを指定します。選択肢は、レベル 0、レベル 10、レベル 20 などです。 組織のポリシーおよびニーズに対応するように判断し、これらの値を指定します。

組織内の適切な承認操作を確実に行えるように、論理的かつ整合性を持った値を指定します。

注: この設定は、[承認プロセス]フィールドで[システム承認プロセス]または[ワークフロー主導型の承認プロセス]を指定する場合にのみ適用されます。

選択タイプ

1 つのアカウントまたはユーザが、サービスの申し込みまたはリクエストを行える回数を指定します。

以下のいずれかのオプションを選択します。

承認のステータス

サービスが承認済みになったときのリクエスト アイテムのステータスを指定します。 以下のいずれかのオプションを選択します。

: この設定は、[承認プロセス]フィールドで[システム承認プロセス]または[承認なし]を指定する場合にのみ適用されます。

並べ替え

選択するカテゴリに従ってユーザに表示されるように、サービス オプション グループを並べ替えます。

カテゴリには[名前]、[選択タイプ]、[コード]、[作成日]および[なし]が含まれます。 また、[カスタム - 並べ替え番号の使用]を選択して並べ替えることもできます。 このオプションは、サービス オプション グループ詳細の[並べ替え番号]フィールドを使用します。

並べ替え番号

指定する値によってサービスを並べ替えます。

: 親フォルダで[並べ替え]フィールドに[カスタム - 並べ替え番号の使用]の値を使用する場合にのみ、このフィールドは適用されます。