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リクエスト SLA の作成方法

管理者は、サービス オプション グループ内のサービス オプションが、指定した時間内に処理されたかをモニタするリクエスト SLA を作成することができます。 作成する SLA では、選択したサービス オプションについて、警告の時間、違反の時間が指定されます。 SLA を作成するには、以下の手順に従います。

注: リクエスト サービス レベル アグリーメント(SLA)は、CA Service Catalog の機能ですが、サービス品質(QoS) SLA は、CA Service Catalog が CA Business Service Insight と統合されている場合のみ使用できます。 ドキュメント内で 2 つの種類の SLA を識別する必要がある場合は、それぞれ「リクエスト SLA」および「QoS SLA」という用語を使用しています。

  1. [カタログ]-[提供サービス]を選択します。
  2. ツリーを展開し、SLA を追加するサービスを選択します。
  3. サービスの[詳細]タブをクリックします。
  4. サービス オプション グループ名の隣のヘッダ上の展開記号をクリックして展開し、サービス オプションを表示します。
  5. SLA を追加するサービス オプションを見つけます。
  6. [SLA]アイコンをクリックします。

    [SLA 定義]ダイアログ ボックスが表示されます。

  7. [追加]をクリックし、SLA を作成します。

    新しい SLA 定義が表示されます。

  8. 各 SLA について、以下を指定します。
  9. 複数の SLA を作成する場合は、[プライマリ]列でオプション ボタンをクリックすることによって、そのうちの 1 つを「プライマリ SLA」として選択します。 サービス オプションに SLA が 1 つだけ含まれている場合、その SLA がプライマリ SLA になります。

    サービス オプションに複数の SLA が含まれている場合、プライマリ SLA のステータスによって、サービス オプション全体のステータスが決まります。このとき、他の SLA のステータスは考慮されません。 たとえば、サービス オプションに 4 つの SLA を作成すると仮定します。 サービス オプションを含むリクエストが完了したときに、プライマリ SLA が警告や違反に達していなければ、他の 3 つの SLA がすべて警告または違反になったとしても、そのサービス オプションの SLA は違反していないとみなされます。

    逆に、4 つの SLA のうちの 3 つが警告や違反をしていない場合でも、プライマリ SLA が警告または違反になった場合は、サービス オプション全体が警告または違反になります。 この情報を念頭において、慎重にプライマリ SLA を選択してください。

    SLA レポートには、警告および違反の両方が反映されます。

: SLA が警告または違反のステータスに到達したときに自動的に電子メール アラートが送信されるように設定することができます。詳細については、「SLA 警告および違反用の自動電子メール アラートを設定する方法」を参照してください。