ソースコードを使用した［リクエスト］ウィジェットの呼び出し

Liferay で、ポートレットを作成し、ソースコードを指定することにより［リクエスト］ウィジェットを呼び出します。前述の［リクエスト］ウィジェットの例を生成するための以下の手順を確認します。ユーザの実装で［リクエスト］ウィジェットの表示および動作を設定するためのモデルとして、これらを実行します。

次の手順に従ってください：

ポータルページで、ポートレットを作成するためにこれらのアクションを実行します。
1. ［Add］-［Web Content Display］をクリックします。
2. プラスのアイコン（［Add］-［Web Content］）をクリックします。
  ［New Web Content］ウィンドウが表示されます。
3. 必須フィールドを指定し、ウィンドウを閉じます。
新しいポートレットが Liferay に追加されます。
ページの一番上の［Edit Controls］をクリックします。
ポートレット上にマウスを置いて、鉛筆（Web コンテンツの編集）アイコンをクリックします。
ポートレットの設定が表示されます。
［Content］ウィンドウで、［Source］をクリックします。
ソースコンテナが編集用に開きます。
前述の［リクエスト］ウィジェットの例の以下のソースおよびキーパラメータを確認します。ユーザのソースを指定するモデルとしてそれらを使用します。
以下の操作を実行します。
- ソースコンテナを閉じます。
- 更新されたポートレットを発行し確認します。
- 必要に応じて、ウィジェットがユーザの要件を満たすまで、仕様を調整します。

ソースとキーパラメータ

［リクエスト］ウィジェットの例のソースを以下に示します。

<script type="text/javascript" src="http://hostname:portnumber/usm/gwt/fdRenderer/fdRenderer.nocache.js"></script>

<script type="text/javascript" src="http://hostname:portnumber/usm/explorer/scripts/request.widget.js"></script>

<script> CA_Catalog.buildWidget({type: 'request', renderTo: 'targetDiv', rootId: -1, linkColor: 'inherit', borderColor: 'darkGreen'}); </script>

<div align="left" id="targetDiv" style="margin-bottom: 10px;">
	&nbsp;</div>

最初の行は、［リクエスト］ウィジェットに必要なフォームレンダラを参照します。

2 番目の行は、［リクエスト］ウィジェットの JavaScript ファイルを参照します。

3 番目の行は、［リクエスト］ウィジェットの設定パラメータを持つ JavaScript ファイルを指定します。

注：パラメータはカンマで区切りますが、最後のパラメータの後でカンマを指定しないでください。

4 番目の行は、［リクエスト］ウィジェットが表示される DOM 要素を指定します。

キーパラメータおよび説明は［リクエスト］ウィジェットの例の CA_Catalog.buildWidget 関数呼び出しに対して実行されます。

ログインクレデンシャル

ウィジェットには、シングルサインオンをお勧めします。ただし、このウィジェットのログイン認証情報が必要な場合は、この関数呼び出しでそれらを指定します。以下のフォーマットを使用します。

username: 'username', password: 'password'

type:"request"

ウィジェットが［リクエスト］ウィジェットであることを指定します。

renderTo:"targetDiv"

ウィジェットがその ID が targetDiv である DOM 要素に表示されることを指定します。

rootId:–1

［リクエスト］ウィジェットが最初に開くときに何も表示されないことを指定します。

［参照］ウィジェットでサービスをクリックするときに、［リクエスト］ウィジェットはそのサービスを表示します。