自動委任を任意に使用して、特定のユーザに割り当てられる新しいリクエストを別のユーザに自動的に委任するように指定できます。 ここで言う新しいリクエストとは、新しく割り当てられた、または転送されたアクション待ちリクエストを指します。 自動委任は、リクエストの監視はするが、直接的には対処しないマネージャに便利です。 また、旅行、休暇、その他の理由で職場にいないユーザにも便利です。 つまり、自動委任によって、リクエストはタイムリーに対処できるようになります。
リクエストしたサービスに対して自動委任が正常に機能するには、サービスを制御するプロセス定義において、リクエストが個々のユーザに割り当てられる前に、まずグループに割り当てられている必要があります。 そうしないと、サービスに対するアクション待ちのリクエストがグループに割り当てられているにもかかわらずユーザに正常に自動委任されないことがあり、そのために承認プロセスやフルフィルメント プロセスにエラーが発生することがあります。
注: [管理]-[設定]の[ユーザ管理]にある自動委任のアクセス制御オプションによって、ユーザ管理 UI にアクセスできるユーザ ロールに従ってユーザが自動委任設定を表示および変更できるかどうかが決まります。 詳細については、「Implementation Guide」に記載されている管理設定を参照してください。
ほかのユーザのアクション待ちリクエストを自動委任する方法
[ユーザ]ウィンドウが表示されます。
ユーザ検索結果が表示されます。
[ユーザ プロファイル]ウィンドウが表示され、選択したユーザの詳細な設定が表示されます。
ウィンドウのフィールドが編集できるようになり、ウィンドウのタイトルが[ユーザ プロファイルの編集]に変わります。
[リクエストの自動委任]設定が開くため、設定を表示し、必要に応じて変更できます。
[委任]フィールドに名前が表示されている場合、そのユーザは現在リクエストが自動委任されているユーザです。
[ユーザの検索と選択]ダイアログが表示されます。
注: [ユーザの検索]範囲は、管理設定がすべてのユーザ(グローバル)、または同じビジネス ユニットのユーザのみのどちらであるかによって決まります。 この環境設定の詳細については、「Implementation Guide」の「Configuring」の章で、[管理]-[設定]-[オプション]メニューの説明があるセクションを参照してください。
ダイアログが閉じ、[ユーザ プロファイルの編集]ウィンドウに戻ります。 選択したユーザが[委任]フィールドに表示されます。
[ユーザ プロファイルの編集]ウィンドウに戻ります。
[管理]-[ユーザ]ウィンドウに戻ります。
プロファイルが編集されたユーザのすべての新しいリクエストは、[委任]フィールドに指定されているユーザに自動委任されます。
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