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データ フィールドの定義

外部データ フィードで取得した外部フィールドを定義して、外部データ フィード フィールドをデータベース フィールド タイプにマッピングする必要があります。 プロファイルの作成時にフィールド定義を定義することもできます。 プロファイルの作成時には、フィールド定義を使用して外部データの構造を定義します。

使用量データをインポートすると、データベースにアップロードされます。 データのインポート中に、データ検証チェックが実行されます。 無効なレコードはデータベースにアップロードされません。 データをデータベースにインポートする前に、ルールを適用して不正なデータや無関係なデータを排除できます。 フィールド定義はこれらの検証ルールの定義を保持し、インポートされたデータの列ごとに検証ルールを指定します。

データ メディエーションのデータ フィールドを定義する方法

  1. [管理]-[データ メディエーション]を選択します。

    既存フィールドの[すべてのフィールド]リストが表示されます。

  2. [追加]をクリックして、新規フィールドを定義します。

    [フィールドの定義]ウィンドウが表示されます。

  3. 以下の情報を指定します。
    表示名

    エンド ユーザに対して GUI に表示されるフィールド名を指定します。

    フィールド名

    データベース フィールド名を指定します。

    データ タイプとサイズ

    データベース フィールドのタイプとサイズを指定します。

    必須タイプ
    • なし - サーバもクライアントも必須でないことを示します。
    • サーバ必須 - データ メディエーションの集計を行うためにこのフィールドが必要であることを示します。 これらのフィールドが指定されていないと、プロファイルでエラーが発生します。
    • クライアント必須 - プロファイル定義にフィールドを含めます。 フィールドが含まれていない場合は、プロファイルが作成されるときに警告メッセージが表示されます。
    • 両方 - サーバとクライアントの両方が必須であることを示します。
    • デフォルト: サーバ
    チェック タイプ

    必要に応じて、チェック タイプを指定します。

    • デフォルト: チェックなし
  4. (オプション)ドライバ検証ルールを指定します。
    空白なし

    フィールド値を空白にできないことを指定します。

    範囲

    フィールド値が、指定した範囲に含まれることを指定します。

    ルックアップ

    フィールド値がデータベース テーブル フィールドに存在することを指定します。

    ルックアップと置換

    フィールドの値が、指定したデータベース テーブル フィールドに存在する場合は、置換値を指定します。

    これらの検証ルールは、使用量データのインポート時に適用されます。 インポート時にドライバ検証ルールに対する違反があった場合は、キックオフ レポートが生成されます。 このレポートは、データ管理のユーザ インターフェースから利用可能です。

  5. [サブミット]をクリックします。

    データ フィールドが定義されました。

デフォルトのサーバ必須フィールド

使用量データは、集計前に、データ メディエーションによって認識される共通フォーマットに正規化する必要があります。 以下のサーバ必須フィールドが含まれていないと、集計でエラーが発生します。

CA Service アカウント番号

データ レコードを 課金コンポーネント のアカウント ID に関連付けます。

イベント ID

データ レコードをイベント(イベント ID)に関連付けます。

イベント時刻

データ レコードを会計期間(タイム スタンプ)に関連付けます。

メトリック値

データ レコードをメトリック値に関連付けます。

サービス コード

データ レコードをサービスの提供内容(サービスの提供内容 ID)に関連付けます。

注: データ インポートの前に、すべてのサーバ必須フィールドが含まれるようにデータ形式を設定する必要はありません。 データ メディエーションは、検証や正規化など、複雑なデータ マッピングのメカニズムを特長としています。これにより、管理者はサーバ必須フィールドを確実に含めることができるようになります。