新規サービスの追加

サービスとは、クライアントから使用できるようにした製品、アプリケーションなどです。 カタログ サービスを使用すると、複数のサービス オプション グループを単一のサービスとしてバンドルできます。

新しいサービスを追加する方法

  1. [サービス ビルダ]メニューから[サービス]を選択します。
  2. [追加]をクリックして、ルート レベルにサービスを追加します。

    注: サービスをフォルダの配下に追加する場合は、サービスを追加するフォルダの行のプラス記号アイコンをクリックしてください。

    [サービス詳細]ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. 以下の情報を入力します。
    タイプ

    [サービス]を選択します。

    注: サービス フォルダの作成方法については、「新規フォルダの追加」を参照してください。

    名前

    定義するサービスの名前を指定します。 このフィールドは必須であり、ビジネス ユニット内で一意である必要があります。

    作成日

    フォルダが作成された日付を示します。 これは読み取り専用フィールドです。

    利用可能日

    申し込み先またはリクエスト対象としてサービスが利用可能になる日付です。 デフォルトは、現在の日付です。

    利用不可日

    申し込み先またはリクエスト対象としてサービスが利用できなくなる日付です。

    サービス停止日

    このサービスに申し込んでいるまたはサービスをリクエストしているすべてのアカウントについて、該当の申し込みまたはリクエストのステータスに[キャンセル済み]と設定される日付が表示されます。

    選択タイプ

    1 つのアカウントまたはユーザが、このサービス申し込みまたはリクエストを行える回数を決定します。選択肢は、[選択可能ではありません](0 回)、[1 回選択できます](1 回のみ)、または[何度も選択できます](複数回)です。

    承認プロセス

    提出されたリクエストにこのサービスが含まれていた場合に、このサービスに使用する承認プロセスを決定します。選択肢は、[システム承認プロセス]、[ワークフロー主導型の承認プロセス]、または[承認なし]です。 承認プロセスは、申し込みには適用されません。

    • システム承認プロセス: ユーザの権限レベルとサービスの承認レベルの組み合わせにより、サービスへのリクエストに対してさらに承認が必要かどうかが決まります。 必要な場合は、ユーザのマネージャに承認が依頼され、リクエストがマネージャの[アクション待ち]リストに表示されます。 このプロセスは、承認者の権限レベルが、サービスの承認レベル以上になるまで繰り返されます。
    • ワークフロー主導型の承認プロセス: ユーザのマネージャに承認タスクが割り当てられ、リクエストがマネージャの[アクション待ち]リストに表示されます。 [アクション待ち]であるリクエストは、個々のユーザではなくグループに割り当てることもできます。 割り当て先グループに属するすべてのユーザの[アクション待ち]キューに、そのリクエストが表示されます。
    • 承認なし: サービスは承認済みであるとマークされます。

    ポリシー主導型のリクエスト管理では、サービス オプション、サービス、リクエストされたアイテム、ユーザなどの属性に基づいて、条件をポリシーに指定します。 ポリシーがアクティブで、サブミットされたリクエストがポリシーの条件を満たす場合、ポリシーで指名されたユーザ(担当者)はアクション待ちリクエストを受信し、サービス オプション、サービス、またはリクエストの承認、却下、実行を行います。 ポリシーがリクエストに適用されない場合、カタログ システムでは、リクエストが作成されたビジネス ユニットに設定されている承認プロセスを使用します。これは通常ワークフロー主導型の承認プロセスです。

    承認レベル

    サービスで要求する、承認者の承認レベルを決定します。選択肢は、レベル 0、レベル 10、レベル 20 などです。

    承認のステータス

    サービスの[承認プロセス]の値が、[システム承認プロセス]または[承認なし]の場合に、サービスが完全に承認済みになったときのリクエスト アイテムのステータスを決定します。選択肢は、[実行済み]または[フルフィルメント待ち]です。 [フルフィルメント待ち]を使用すると、リクエストされたアイテムを履行するために必要な適切なタスクを割り当てる CA Workflow プロセス定義を使用して、追加のフルフィルメント ビジネス プロセスを付随させることができます。

    バージョン

    サービスのバージョン番号が表示されます。存在する場合はマイナー番号も表示されます。 メジャー バージョン番号の値 0 から 999 は予約されています。 入力する値は、x.y の形式である必要があります。x は、1000 以上です。オプションの「.y」には任意の数を使用できます。

    コード

    製品コード、申し込みコード、SKU 番号など、適用できる任意の値を表すテキスト値を指定します。

    並べ替え

    サービスのサービス オプション グループの表示を、[名前]、[選択タイプ]、[コード]、[作成日]、または[カスタム - 並べ替え番号の使用]を使用して並べ替えできます。([カスタム - 並べ替え番号の使用]では、サービス オプション グループ詳細の[並べ替え番号]フィールドを使用します。) 値[なし]は、ソート順を指定しません。

    並べ替え順

    サービスのサービス オプション グループの表示を昇順または降順にできます。

    並べ替え番号

    親フォルダで[カスタム - 並べ替え番号の使用]に[次の順序で下位を並べ替え]が設定されている場合の、このサービスの並べ替え方法を示す値を指定できます。

    説明

    ユーザ向けに記述された、カタログ内のサービスの説明が表示されます。

    URL 情報

    存在する場合、Web サイトにリンクします。

    イメージ

    サービスにイメージを指定できます。 [参照]ボタンをクリックして、サーバの %USM_HOME%\view\webapps\usm\images\services フォルダにあるファイルから、使用するイメージを見つけます。

    注: イメージの推奨サイズは、48 x 48 ピクセル未満です。 ただし、主なサービスのイメージ サイズは 32 x 32 ピクセルに固定されており、このイメージは元のサイズに関係なく 32 x 32 ピクセルまで縮小、または拡大されます。 このため、このサービスを「主なサービス」に含める場合は、選択するイメージが 32 x 32 ピクセルのサイズでも判別できることを確認してください。 主なサービスの詳細については、「主なサービスの設定」を参照してください。 また、イメージを同じフォルダ内の複数のサービスに追加する場合は、イメージのサイズが一致することを確認してください。これらのイメージはすべて、[主なアイテム]ヘッダにバランスよく配置されることになります。

  4. [アクセス許可の設定]をクリックして、アクセス制御レベルを設定します。

    [ACL 設定]ダイアログ ボックスが表示され、このサービスにロールごとのアクセス権を付与できます。

  5. アクセス権を設定し終えたら、[OK]をクリックします。
  6. [保存]をクリックします。

    サービスがカタログに追加されます。

注: 申し込みまたはリクエストの対象としてサービスを使用するには、サービス オプション グループを 1 つ以上関連付けてサービスが定義されている必要があります。