この使用事例では、複数のデータ センターに配置された 10,000 のシステムが管理されています。 各データ センターのシステム数は 500 ～ 2,500 の範囲でさまざまです。 データ センターは、複数の場所に地理的に分散しています。 データ センター間は、100 Mb/秒未満の専用線でリンクされています。 システムはさまざまなワークロードを実行し、多くの異なる部門（アプリケーション所有者）によって管理されています。
この環境の推奨事項は以下のとおりです。
専用サーバに CA Server Automation マネージャ コンポーネントをインストールします。 このサーバはその最小サポート要件を満たす必要があります。しかし、少なくとも 8 GB の RAM を備えた Quad-Core サーバが推奨されます。
上位の仕様（Quad-Core プロセッサと 8 GB の RAM）を備えた個別の専用サーバにデータベースをインストールすることを推奨します。
リモート データ センターをサポートするために、各データ センター内に 1 つの配布サーバをインストールすることを推奨します。 2,000 を超えるサーバが含まれているデータ センターについては、2 番目の配布サーバをインストールすることを推奨します。
注： ポリシー設定を使用し、リモート展開を使用しない場合、各配布サーバは最大 3,000 サーバに拡張できます。
複数の配布サーバを使用した展開を計画する場合に考慮すべき関連要因を以下に示します。
保守を容易にするために、管理対象のサーバを、1 サービス当たり最大 500 サーバを目安として、サービスにまとめます。 リモート データ センターについては、データ センターのサイズに応じて、それぞれに 1 つ以上のサービスを作成することを推奨します。
複数の部門が特定のシステムを使用している場合、各部門による管理を容易にするために、それらのシステムを複数のサービスに追加できます。
この使用事例では、サーバはさまざまなワークロードを実行します。 そのため、ベース ポリシーには制御設定のみが含まれるようにすることを推奨します。 モニタリング要件に基づいて複数のテンプレートを作成し、個別のモニタリング設定を保持します。 その後、これらのテンプレートは、手動でシステムを選択することにより、またはサービスにテンプレートを適用することにより、必要なシステムに適用できます。
モニタリング要件を複数のテンプレートに分割すると、必要なシステムに必要なテンプレートを個別に適用できます。 システムを手動で選択するか、またはサービスにテンプレートを適用します。 テンプレートの適用は、2,000 ～ 2,500 のシステムに分けて行うことを推奨します。
ベース ポリシーを変更する必要がある場合、2,000 ～ 2,500 のシステムに分けてポリシーを適用することを推奨します。
注： テンプレートを使用する場合、テンプレートまたはポリシーの各配信において、すべての割り当て済みテンプレートがベース ポリシーにマージされます。 次の手順は、結果の設定のエージェントへの配信です。 そのため、複数のテンプレートがシステムに適用される場合、配信時間がわずかに長くなることがあります。
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