この事例では、約 21,000 のエージェントが管理されています。 これらのエージェントは 3 つのデータ センターに配置されており、各データ センターには 2,000 ~ 10,000 のターゲットが存在します。 データ センターは分散されていますが、高速のリンクで接続されています。 管理対象システムは大部分が仮想化されており、さまざまなワークロードを実行し、必要に応じて再プロビジョニングされます。
この環境の推奨事項を以下に示します。
各データ センターで CA Server Automation のインスタンスを実行し、各インスタンスが最大 10,000 のシステムを管理することを強く推奨します。
各データ センターでは、専用サーバに CA Server Automation マネージャ コンポーネントをインストールすることを推奨します。 このサーバはその最小サポート要件を満たす必要があります。さらに、RAM を 8 GB に増強することを推奨します。
8 GB の RAM を備えた個別の専用サーバにデータベースをインストールすることを推奨します。
CA Server Automation を単一のインスタンスで運用する必要がある場合は、Quad-Core プロセッサと 16 GB の RAM を備えたマネージャ サーバとデータベース サーバを使用することを推奨します。
リモート展開およびポリシー設定の操作をサポートするために、各データ センターに 1 つの配布サーバをインストールすることを推奨します。3 つの配布サーバの内の 1 つはマネージャ システムにインストールします。
この使用事例では、データセンターに 1 つの配布サーバが追加されています。 セットアップ時の 1 つの相違を除いて、前のシナリオで強調されたすべての要因が、このシナリオにも等しく適用されます。
保守を容易にするために、管理対象のサーバを、1 サービス当たり 500 サーバを目安として、複数のサービスに分割することを推奨します。
ベース ポリシーを、制御設定と「ベース OS」モニタに制限することを推奨します。 異なる複数のイメージが仮想マシンのベースとして使用されている場合、ベース ポリシーを各 OS イメージについて作成することができます。 登録時にこのポリシーを要求するように SystemEDGE が設定されていることを確認してください。
アプリケーション固有のモニタについては、個別のモニタリング要件に基づいてテンプレートを作成します。 テンプレート間のインデックス競合を回避するために、各アプリケーションに「インデックス範囲」を事前に定義することを推奨します。 あるいは、ベース ポリシーを、「制御設定」セクションで「インデックスの競合を自動的に解決する」に設定できます。
モニタリング要件を複数のテンプレートに分割すると、必要なシステムに必要なテンプレートを個別に適用できます。 手動でシステムを選択するか、またはサービスにテンプレートを適用することによって、個別に適用できます。 テンプレートの適用は、2,000 ~ 2,500 のシステムに分けて行うことを推奨します。
ベース ポリシーを変更する必要がある場合、2,000 ~ 2,500 のシステムに分けてポリシーを適用することを推奨します。
注: テンプレートを使用する場合、テンプレートまたはポリシーの各配信において、すべての割り当て済みテンプレートがベース ポリシーにマージされます。 次の手順は、結果の設定のエージェントへの配信です。 そのため、複数のテンプレートがシステムに適用される場合、配信時間がわずかに長くなることがあります。
重要: CA Server Automation の複数のインスタンスが展開されており、作成されたポリシーを異なるインスタンス間で共有したい場合は、CA サポートにお問い合わせください。 CA サポートは、CA Server Automation インスタンス間でのポリシーおよびテンプレートのエクスポートおよびインポートに関して支援できます。
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