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ユーザ固有のメトリック(MIB 拡張)をモニタする方法

次の例では、ユーザ固有のメトリックをモニタする方法を、手順を追って説明します。

ユーザ固有のメトリック(MIB 拡張)をモニタする方法

  1. 必要なデータを返すプログラムを作成します。 たとえば、いくつかの固定データを返すシンプルな DOS バッチ スクリプトをエージェント システム上に作成します。
    @echo off
    echo 99
    
  2. テキスト エディタを開き、C: ドライブ上の data.bat にこれらの 2 行を保存します。
  3. このバッチ ファイルを参照する MIB 拡張を作成します。
    1. ユーザ インターフェースから、[ポリシー]をクリックし、[ナビゲーション ]ペインで[設定]を開き、[ポリシー]ツリーを展開して、SystemEDGE ポリシーを開きます。

      [ポリシー詳細]が右ペインに表示されます。

    2. [MIB 拡張]タブをクリックします。

      [MIB 拡張]ページが表示されます。

    3. フィールドに以下のデータを追加します。

      インデックス: 1 (これが 1 つ目の MIB 拡張である場合)

      タイプ: integer

      拡張コマンド: C:¥data.bat

      アクセス権: 読み取り専用

    4. 追加]をクリックします。

      MIB 拡張がポリシーに追加されます。

    5. ポリシーの保存]をクリックします。

      ポリシーが保存されます。

  4. 新しいモニタの値を確認するためのしきい値モニタを作成します。
    1. モニタ]をクリックし、[しきい値]をクリックします。

      [しきい値モニタの詳細: 編集]ペインが表示されます。

    2. フィールドに以下のデータを追加します。

      インデックス: (自動的に追加されます)

      プラットフォーム: OS 非依存

      オブジェクト クラス: extensionGroup [スカラ変数を新規追加して拡張された MIB]

      オブジェクト属性: 1

      オブジェクト インスタンス名: MyData

      間隔: 60

      重大度: メジャー アラーム

      演算子: 次の値以上

      値: 50

      スケール: 1

      サンプル タイプ: 絶対値

    3. 保存]をクリックします。

      ポリシーが保存されます。 しきい値が「50」の「メジャー」アラームが追加されます。 上で作成したスクリプトは常に値「99」を返すため、すぐにこのしきい値に違反することになります。

    4. アクション]をクリックし、[適用]をクリックしてポリシーをコンピュータに適用します。

      [選択したマシン]ペインが表示されます。

    5. 選択したマシンが正しいことを確認して、[適用]をクリックします。

      MIB 拡張が追加されたポリシーが、選択したコンピュータに適用されます。

      ポリシーに戻る]をクリックします。

      [ポリシー詳細]ペインが表示されます。

エージェントが設定されたら、[リソース]タブでこのしきい値モニタの状態を表示できます。 「メジャー」しきい値が違反されていることがわかります。