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dpmhv-setVMProperties(Cmdlet)コマンド -- VM のプロパティを設定する

dpmhv-setVMProperties コマンドを使用すると、VM のプロパティを設定できます。

このコマンドの形式は、以下のとおりです。

dpmhv-setVMProperties 
-host hostname 
-vm vmname|-vmid vmguid 
[-name name] 
[-mem mem] 
[-cpus cpus] 
[-cpuidlimit limit]
[-cpureserve reserve] 
[-cpulimit limit] 
[-cpuweight weight]
[-startAction {none,auto,always}] 
[-startDelay delay]
[-stopAction {save,off,shutdown}] 
[-recoveryAction {none,restart,revert}]
[-retval] 
[-silent]
-host hostname

Hyper-V Server ホストの名前を指定します。

-vm vmname

VM の名前を指定します。

-vmid vmguid

VM の一意の ID を指定します。

-name name

VM の名前を表示します。

-mem mem

(オプション)作成する VM の RAM メモリをメガバイト(MB)で指定します。

デフォルト: -1

-cpus cpus

(オプション) VM に割り当てる CPU コアの数を指定します。

-cpuidlimit limit

(オプション) VM の CPU ID 機能の制限を指定します。 このオプションを指定すると、Windows NT のようなレガシー オペレーティング システムとの互換性が向上します。

デフォルト: -1

-cpureserve reserve

(オプション) VM 用に予約する CPU の割合を指定します。 このオプションを指定しない場合、Hyper-V Server は全体的なシステムの使用状況に基づいて CPU サイクルを割り当てます。

デフォルト: -1

-cpulimit limit

(オプション) VM で使用する CPU リソース数の制限を指定します。 このオプションを指定すると、CPU 能力が異なる物理ホスト間で VM を移行できるだけでなく、互換性が向上します。

デフォルト: -1

-cpuweight weight

(オプション)仮想マシンの相対的な加重を指定します。 複数の VM が稼働している場合、このオプションはリソースの割り当てを制御します。 有効なエントリ: 整数、1 ~ 10000。

デフォルト: -1

-startAction {none,auto,always}

(オプション) Hyper-V を起動する際に VM で実行するアクションを指定します。 オプションは、以下のとおりです。

none

何も実行しません。

auto

VM を自動的に起動します。

注: Hyper-V ホストのシャット ダウン前に VM が稼働中だった場合は、このオプションを使用します。

always

VM を常に起動します。

-startDelay delay

(オプション) Hyper-V ホストが起動し、稼働してから VM を起動するまでの遅延時間を秒数で指定します。

デフォルト: -1

-stopAction {save,off,shutdown}

(オプション)物理 Hyper-V をシャットダウンする際に VM で実行するアクションを指定します。 オプションは、以下のとおりです。

save

VM を中断します。

off

VM の電源をオフにします。

shutdown

システムをシャットダウンします。

-startDelay delay

(オプション) Hyper-V ホストが起動し、稼働してから VM を起動するまでの遅延時間を秒数で指定します。

デフォルト: -1

-recoveryAction {none,restart,revert}

(オプション)予期しないシャットダウンから Hyper-V ホストを再起動した後、VM で実行するアクションを指定します。 オプションは、以下のとおりです。

none

何も実行しません。

restart

VM を再起動します。

revert

VM の最後のスナップショットを復元します。

-retval

後で処理できるように値を返します。

-silent

画面に出力しないように指定します。

例: CPU コアの数を変更する

この例では、VM に割り当てる CPU コアの数を 2 に変更します。 コマンドを正常に実行するには、VM の電源をオフにします。

dpmhv-setVMProperties -host hvserver -vm TestVM -cpus 2