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dpmrm cancel コマンド -- 予約をキャンセルする

cancel コマンドは、予約をキャンセルします。

このコマンドの形式は、以下のとおりです。

dpmrm cancel [-sc sc_url] -resid reservationid [-ws_user username -ws_password password] [-prompt yes|no] [-locale iso639value] [-pre] [-post]
-sc sc_url

(オプション)サービス コントローラ ホスト用の URL を定義します。

例: https://hostname:port/...

hostname

サービス コントローラがインストールされている完全修飾ホスト名を定義します。

例: localhost.ca.com

port

サービス コントローラ ホスト用のリスニング ポートを定義します。

例: 80

-resid reservationid

予約 ID 番号を定義します。 有効なエントリ: 正の整数。

-ws_user username -ws_password password

(オプション)Web サービスのセキュリティ チェックで使用する認証情報を指定します。 認証情報が含まれていない場合、入力が求められます。 caaipsecurity を使用して独自のセッションをセット アップすることにより、認証情報のプロンプトを回避します。

-locale iso639value

(オプション)デフォルトの英語出力より優先させるロケールを、IS0 639_3166 の組み合わせ(たとえばフランス語の場合は fr_FR)で指定します。コマンド プロンプトのロケールを使用する場合は「native」を指定します。

-prompt yes | no

ユーザ名とパスワードを求めるプロンプトをユーザに表示するかどうか定義します。

-pre

(オプション)操作を実行する前にイベントを生成するかどうかを指定します。

-post

(オプション)操作を実行した後でイベントを生成するかどうかを指定します。

例: 予約をキャンセルする

この例では、ユーザに確認のプロンプトを表示した後に予約 4321 がキャンセルされます。

dpmrm cancel -resid 4321 -prompt yes

dpmrm checkreservation および updatereservation コマンド

checkreservation コマンドでは、予約レコードを検証し、予約マネージャ DB レコードと実際の VMware 環境の間で ESX ホスト名または VC プールの不一致があるかどうかを確認します。 結果はコンソールに出力されます。

updatereservation コマンドは、予約レコードの確認および更新の機能を提供します。 確認機能は checkreservation コマンドと同じです。 DB レコードの不一致が見つかった場合、正しい ESX ホスト名と VC プール モデル パスを持つDB レコードに更新されます。

dpmrm checkreservation -resid reservationid | * [-ws_user username -ws_password password] [-prompt yes | no]
dpmrm updatereservation -resid reservationid | * [-ws_user username -ws_password password] [-prompt yes | no]
-resid reservationid

特定の予約 ID または「*」(すべての予約 ID)を示します。

-ws_user username

(オプション)セキュリティ ユーザ名を示します。

-ws_password password

(オプション)セキュリティ ユーザのパスワードを示します。

-prompt yes | no

(オプション)ユーザ名とパスワードのプロンプトを示します。 デフォルトは[yes]です。

ESX ホスト名と VC プール DB レコードの整合性に対して予約 18 を確認するには、以下のように実行します。

dpmrm checkreservation –resid 18 –ws_user admin –ws_password ca_admin –prompt no

ESX ホスト名と VC プール DB レコードの整合性に対してすべての予約を確認するには、以下のように実行します。

dpmrm checkreservation –resid * –ws_user admin –ws_password ca_admin –prompt no

ESX ホスト名と VC プール DB レコードの不一致に対して予約 18 を確認および更新するには、以下のように実行します。

dpmrm updatereservation –resid 18 –ws_user admin –ws_password ca_admin –prompt no

ESX ホスト名および VC プール DB レコードの不一致に対してすべての予約を確認および更新するには、以下のように実行します。

dpmrm updatereservation –resid * –ws_user admin –ws_password ca_admin –prompt no