前のトピック: MAPI テスト次のトピック: NNTP テスト


NIS/NIS+ テスト

NIS/NIS+ テストは、指定された NIS または NIS+ サーバにログインし、指定されたマップ ファイルを要求するのにかかる時間をモニタリングします。 マップ ファイルをダウンロードすることもできます。

オプションと引数

NIS/NIS+ テストには、以下のテスト固有のオプションと引数が必要です。

これらのオプションと引数は、テストを作成または変更するときに指定します。

この例を使って、nisserver.yourdomain にある Test ドメインから hosts マップ ファイルを 300 秒に 1 回ダウンロードするテストを作成します。 このテストは、レスポンスを受信するまで最大 20 秒間待機し、直前の 7200 秒(2 時間)分のレスポンス時間と可用性の統計値を計算します。

ポリシー内に新しいテストを作成する方法

  1. [テスト モニタ]ツールバーの[+](新規)をクリックします。

    [新規テスト]ペインが表示されます。

  2. [テスト タイプ]リストから[NIS]を選択します。
  3. [説明]フィールドに「NIS_Test」を指定します。
  4. [テスト名]フィールドに「NIS-Test」と入力します。
  5. [テスト間隔]フィールドに「300」を指定します。
  6. [テスト タイムアウト]フィールドに「20」を指定します。
  7. [間隔当たりのサンプル数]フィールドに「1」を指定します。
  8. [統計ウィンドウ]フィールドに「7200」を指定します。
  9. [NIS ドメイン]フィールドに「Test.com」と入力します。
  10. [NIS サーバ]フィールドに「nisserver.yourdomain.com」と入力します。
  11. [NIS マップ]フィールドで、デフォルトの hosts をそのまま使用します。
  12. [NIS マップのダウンロード] フィールドで、[Yes]を選択します。
  13. その他すべてのフィールドで、デフォルトを受け入れます。
  14. [テストの保存]をクリックします。

変更をコミットすると、SRM によって以下のようなエントリが svcrsp.cf ファイルに追加されます。

{
index=63 
type=nis
desc="NIS-Test" 
dest="nisserver.yourdomain"
args="domain=Test.com&map=hosts&download=true"
interval=300 
samples=1 
timeout=20 
window=7200 
tos=0 
limit=0 
status=active 
name="NIS-Test"
class=""
context=""
flags="1"
loglevel=1
}

NIS/NIS+ テストの実行時に発生する可能性があるエラーについては、「NIS テストのエラー コード」を参照してください。