dpmvc snapshot コマンドでは、VM のスナップショットを管理できます。 このコマンドを使用して、スナップショットの作成、1 つまたはすべてのスナップショットの削除、スナップショットへの復元を実行できます。
このコマンドの形式は、以下のとおりです。
dpmvc snapshot
[-sc sc_url]
-operation create
-datacenter_name datacentername -vm_name vmname
-vm_snapshot_name vmsnapshotname
[-vm_snapshot_desc description]
[-withmemory {yes|no}]
[-quiesce {yes|no}][-poweron]
[-vc_server vcservername]
[-vc_user vcusername]
[-vc_password vcpassword]
[-auth_file authorizationfile]
[-auth_comp componentID] [‑wait [timeout]]
[-pre]
[-post]
[-ws_user wsuser]
[-ws_password wspassword]
[-prompt {yes|no}]
[-encrypted_password {yes|no}]
[-locale iso639value]
dpmvc snapshot
[-sc sc_url]
-operation remove
-datacenter_name datacentername -vm_name vmname
[-vm_snapshot_name vmsnapshotname]
[-vm_snapshot_id snapid]
[-withchildren {yes|no}]
[-vc_server vcservername]
[-vc_user vcusername]
[-vc_password vcpassword]
[-auth_file authorizationfile]
[-auth_comp componentID] [‑wait [timeout]]
[-pre]
[-post]
[-ws_user wsuser]
[-ws_password wspassword]
[-prompt {yes|no}]
[-encrypted_password {yes|no}]
[-locale iso639value]
dpmvc snapshot
[-sc sc_url]
-operation revert
-datacenter_name datacentername -vm_name vmname
-vm_snapshot_name vmsnapshotname
[-vm_snapshot_id snapid]
[-vc_server vcservername]
[-vc_user vcusername]
[-vc_password vcpassword]
[-auth_file authorizationfile]
[-auth_comp componentID] [‑wait [timeout]]
[-pre]
[-post]
[-ws_user wsuser]
[-ws_password wspassword]
[-prompt {yes|no}]
[-encrypted_password {yes|no}]
[-locale iso639value]
（オプション）サービス コントローラ ホスト用の URL を定義します。
例： https://hostname:port/...
サービス コントローラがインストールされている完全修飾ホスト名を定義します。
例： localhost.ca.com
サービス コントローラ ホスト用のリスニング ポートを定義します。
例： 80
VM スナップショットを作成、削除、または復元するように指定します。
VM が存在するデータ センターを指定します。
VM を指定します。
VM スナップショットの名前を定義します。
（オプション） VM スナップショットの説明を定義します。
（オプション）スナップショットにメモリが含まれていることを指定します。 このパラメータは、-remove または -revert には無効です。
（オプション） yes に設定すると、スナップショットを作成する際に仮想マシンの電源がオンの場合、VMware ツールは仮想マシン内のファイル システムを休止します。 これにより、ディスク スナップショットに一貫した状態のゲスト ファイル システムが記録されます。 仮想マシンの電源がオフになっているか、VMware ツールが利用できない場合、コマンドは quiesce フラグを無視します。
（オプション）スナップショット ID を定義します。
（オプション）スナップショットのすべての子を削除するように指定します。 このパラメータは、-create または -revert には無効です。
（オプション） VM の電源をオンにするように指定します。 このパラメータは、以下のパラメータに対しては無効です。
-remove または
-revert
複数の vCenter Server がある場合にアクセスする vCenter Server を指定します。 単一の vCenter Server 環境の場合はオプションです。
（オプション） vCenter Server のユーザ ID を指定します。 グローバル認証情報が有効な場合はオプションです。
（オプション） vCenter Server のユーザ ID のパスワードを指定します。 このオプションを省略すると、デフォルトの認証ファイルまたは特定の認証ファイル（-auth_file オプション）が指定されている場合は、ユーザ（-vc_user オプション）の暗号化されたパスワードとコンポーネント（-auth_comp オプション）が取得されます。
（オプション）暗号化されたパスワードの取得に使用する認証ファイルの名前をフル パスで指定します。 このファイルには、dpmutil 認証情報設定コマンドを使用して生成した CA Server Automation 管理者の認証情報が含まれます。 このオプションを指定しないと、デフォルトの認証ファイルが使用されます。
（オプション）グループ ホストとユーザに対して使用できるコンポーネント ID を指定します。
（オプション）ジョブ ステータスを表示し、操作が完了、失敗、またはタイムアウト（timeout の値を指定している場合）するまで待機するかどうかを指定します。 このオプションを指定しない場合、CLI は完了を待たずに戻ります。 応答がない場合、オプションの timeout の値（分）がタイムアウトするまでの時間となります。 timeout の値を指定せずに wait オプションを入力すると、CLI は caimgconf.cfg ファイルのデフォルト待機時間の 120 分を使用します。 任意の正の整数のほかに、timeout には以下の値も使用できます。
タイムアウト値はありません。
完了するまで待機します。
（オプション）操作を実行する前にイベントを生成するかどうかを指定します。
（オプション）操作を実行した後でイベントを生成するかどうかを指定します。
（オプション） VC プラットフォーム管理モジュール（PMM）に接続する Web サービスのユーザ名を指定します。
（オプション） VC プラットフォーム管理モジュール（PMM）に接続する Web サービス ユーザのパスワードを指定します。
（オプション） Web サービスのユーザ ID とパスワードの入力を要求するかどうかを指定します。
デフォルト： Yes
（オプション） VC ユーザ パスワードを暗号化するかどうかを指定します。
デフォルト： Yes
（オプション）デフォルトの英語出力より優先させるロケールを、IS0 639_3166 の組み合わせ（たとえばフランス語の場合は fr_FR）で指定します。コマンド プロンプトのロケールを使用する場合は「native」を指定します。
例： 単一 vCenter Server 環境でグローバル認証情報を使用して、VM スナップショットを作成する
この例では、VM システム MyVM01 で Hello world という名前のスナップショットを、「First snapshot」という説明で作成します。
dpmvc snapshot -create -vm_snapshot_name "Hello world" -vm_snapshot_desc "First snapshot" -vm_name MyVM01 -datacenter_name VAS/MyCity
例： 単一 vCenter Server 環境でグローバル認証情報を使用して、VM スナップショットを復元する
この例では、MyVM01 を Hello world という名前のスナップショットに復元します。
dpmvc snapshot -revert -vm_snapshot_name "Hello world" -vm_name MyVM01 -datacenter_name VAS/MyCity
例： 単一 vCenter Server 環境でグローバル認証情報を使用して、VM スナップショットを削除する
この例では、VM システム MyVM01 から Hello world という名前のスナップショットを削除します。
dpmvc snapshot -remove -vm_snapshot_name "Hello world" -vm_snapshot_desc "First snapshot" -vm_name MyVM01 -datacenter_name VAS/MyCity
例： 複数 vCenter Server 環境でグローバル認証情報を使用して、VM のスナップショットを作成する
この例では、VM システム PayrollVM 上で PayrollSnapshot という名前のスナップショットを作成します。
dpmvc snapshot -create -vm_snapshot_name PayrollSnapshot -vm_snapshot_desc "First snapshot" -vm_name MyVM01 -datacenter_name VAS/MyCity -vc_server vc_server_1
例： 指定した認証ファイルとコンポーネント ID を使用して、VM スナップショットを削除する
この例では、データ センター DCA/MyCity 上の仮想マシン MyVM01 の CPU 共有を 1200 に設定します。
dpmvc snapshot -remove -vm_snapshot_name "Snapshot 1" -vm_name MyVM01 -datacenter_name VAS/MyCity -vc_server vc_server_1 -vc_user VCAdmin1 -auth_file c:¥localauth.dat -auth_comp Imaging
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